丼をかっ喰らう月間中ですw
先日は天丼をいただきまして、お次は親子丼を。
そういえば、外食で親子丼を食べたことってなかったかも・・・。
こちらのお店の売りは何といっても限定10食の特上親子丼。
11時開店ですが、お店に着いたのは12時前。
不安がよぎります。
お店に入りお店の方に恐る恐る、特上は・・・、と尋ねると、
「ごめんなさい、特上は終わっちゃいました。」とのこと。
いやー残念です。
出直そうかとも思いましたが、まあ丼月間中ですので代わりのものを食べていくことに。
店内は近所のサラリーマンの方や年配の紳士淑女の方々で賑わっています。
一人だったのでカウンター席へ。
オープンな調理風景が丸見えだったので、コンロ4つを相手にご主人がとても丁寧な仕事をしているのが見られます。
最初に出された麦茶はよく冷えていて、暑い日差しの中歩いてきた身体に沁みました。
15分ほどしておしんこと鶏のたたきが登場。
そろそろメインが出ますというサインですね。
つくねか肉団子か、といったところですが「鶏のたたきです」と言われました。
確かにつくねや肉団子とは一味違ってとってもふんわり柔らか。
噛むと歯ごたえはなく、ふゎっと崩れます。
味付けは薄味ですが、やや甘めの醤油味。
また少しして鶏ガラスープ。
「とても熱いのでお気をつけ下さい。」とのこと。
本当に熱々ですw
鶏の出汁がよく出ていて、これも薄味ですが非常にコクがあります。
味付けは塩のみかとも思われるほどシンプルで、脂は結構浮いていますが熱々なこともあって特に気にならず。
とてもすっきりしたスープでした。
そしてようやくメインの親子丼(950円)が登場。
4つのコンロで作っていくので時間がかかるのは仕方ありませんね。
アップを。
卵は、淵はそれなりに火が通っていますが、大半は半熟。
表面にはほぼ生の白身です。
お肉はこんなサイズのものがモモとムネとそれぞれ入っています。
モモはジューシーでプリッと、ムネは硬さは微塵もなくフワッとしていました。
うっすらピンクの透けるやや半生の火の通り加減が絶妙でした。
もちろん加熱が足りないわけではなく、ご主人が一つ一つ丁寧に仕上げていましたから熟練の業なのでしょう。
卵の食感としては淵のしっかり火の通っているところが一番美味しく感じましたね。
生の部分に関しては卵の味そのままなわけですから、やはり特上をいただくと別格なのかもしれません。
お肉もそうですね。
なかなか美味しくいただけましたが、味も食感も感動するほどではないのかな。
出汁は甘さ控えめでしょうか。
卵の量が多いのでもう少し濃かったり出汁の量も増やすなりした方が印象には残りそうですが。
まあ素材の味を、、、ということなのかもしれません。
ただ、三つ葉と卵と鶏と、同時に口に入れたときに、ああ親子丼って絶妙な組み合わせだなあと感じましたw
ちなみにメニューの裏には特上親子丼の説明が。
うーん、やはり特上をいただきたかったですね。
1000円以下でいただけるのでCPとしてはなかなかの親子丼でした。
また特上を食べに行きたいです。
丼って結構好きではあるのですがあまり外で食べたいと思わないのは、野菜が食べられないからなんですよねw
まあ丼ってその一杯をシンプルにがっつくところに美学があったりしますから仕方ない気もしますが。
永遠のテーマかもしれませんねw