10月19日(土)、冷えた朝に食べたくなるメニューをいただきに、八千代さんへ。
八千代さんは豊洲に来てからカウンターで厨房を見渡せるようになったので、料理を待つ間の楽しみになっています。
フライヤーの揚げと、コンロで煮。
両方眺めているうちに出てきたのは、
かつアタマ。
ラードとお出汁の香り。
要するに食欲をガツッと誘うカツ丼の香りがします。
ちゃんと注文を揚げてから、親子丼鍋で卵とじ。
衣に粉チーズを入れて揚げる八千代さんのフライの香りよさが、ここでも存分に活きています。
丁寧な卵とじで、半熟残し加減も絶妙。
比較的しっかり火が入って濃い黄色みが出つつ、白身は透明の部分も残してとろりん。
ラードに加えて、もちろんロース肉の脂身もたっぷり。
脂のとけ出したお出汁を飲んで良し、お出汁の浸みこんだ衣を食べて良し。
渾然一体、相乗効果で正のスパイラルでどんどん美味しくなっていく1皿でした。
ごちそう様でした!