この時期築地で食べておきたいメニューの一つに小田保のカキミックスがありますが、今年の小田保は一味違います。
先日から、築地では幻となっていたメニューを復活させたのだそうで。
しかしそちらのメニュー、毎日用意があるわけではなく未だ結構レアなようです。
この日も米花でブリカマのお兄さんとその話になりましたが、「ちょっと覗いてみましたけどなさそうでした。」とのこと。
でも小田保の黒板は外からは見にくいですよねー、なんて話していたのですよね。
実際お店に入ってしっかり見ないと分からなさそうですし、もしなかったとしてもチャーシューエッグや帆立オムレツなどいただいてみたいメニューはいくらでもありますからとりあえず入ってみることに。
いつになく混んでいらっしゃって、少し並んで待ちました。
黒板を凝視。
んー・・・、、、ない・・・と小さなホワイトボードの方に書いてありました!
壁に貼られたチャーシューエッグの写真に後ろ髪を引かれつつ・・・それはまた次回!と振り切ります。
早速ママさんに注文しましょう。
マグロの・・・
「マグロ定食1つ!」
あ、・・・いやマグロのテールを・・・(笑)
待つ間、ブリカマのお兄さんにメールでお知らせ。
「3軒目に行きます!」だそうです。
お隣の方が食べ終えて空いた方をチラッと見ると、そこを挟んだ向こう隣はハートランドさんでした。
世間は・・・というか築地は狭い?ですね(笑)
ハートランドさんによると、
「昨日このお店テレビで紹介されたんですよ。」
なるほど、早速混んでいるわけですね。
「A定食とチャーシューエッグ定食が紹介されていました。」
振り切ったはずのチャーシューエッグが追いかけてきました。
A定食を食べていたハートランドさんが店を出られた後、後ろのテーブルに2つ、並びのカウンターに1つチャーシューエッグが運ばれていきます。
・・・チャーシューエッグお願いします!(笑)
で、まずは・・・
マグロテール(500円)。
ぷわーんとガーリックが香って食欲をそそります。
香りだけで言うならサーロインステーキそのもの。
絶対美味しいにおいです。
明らかに美味しい脂です。
箸を入れるとホクッとほぐれる柔らかさに、アレ?肉じゃない!と気付かされます。
口に入れてほろろんと崩れる身の食感とそこから流れ出る旨みはやっぱりマグロ!
醤油ベースのパンチのあるガーリックソースとマグロの中でも濃厚なテールの脂がぶつかり合って混ざり合って。
一口頬張った瞬間に次の一口を箸がほぐし始めるほどの止まらなさです。
揚げ物メニューと同様にキャベツの千切りとポテトサラダも。
美味しいソースと脂が浸みて美味しくなります。
続きまして・・・
チャーシューエッグ(単品)(900円)。
ハムエッグのハムの代わりにチャーシューを使ったもの。
八千代の名物、曜日限定のチャーシューエッグと比べると表面の焼き色がしっかりして、脂のある部分とない部分がくっきり分かれています。
とはいえバラ肉なのでやっぱり脂が分厚いです。
てろーんと融けて、とても甘いです。
また脂身でない身の部分も噛むと肉汁が溢れだしてとってもジューシー。
豚肉の旨みを引き出せるだけ全部引き出しています。
では、失礼して・・・
いただきます!
一度割ってしまうと、見事にとろとろ状態で耐え抜いた黄身が流れ出して止まりませんが、こちらもお皿に敷かれたキャベツが全て受け止めて待ってくれているので心配はありません。
心ゆくまでチャーシューに絡めて味わうことができます。
そしてまた加熱しすぎずぷりゅんっとやわやわな白身も絶妙。
いやいや、八千代がナンバー1だと思っていたので、一応比較の意味で・・・くらいに思っていましたが、これ美味しいですね。
さらっと食べちゃいましたよ。
まだいただいてみたいメニューがたくさんありますし、小田保も通わなくてはっ。