続いてもお気に入りのパン屋さん・・・北小金にあるパン好きの聖地「zopf」です( ̄▽ ̄)
いい機会でしたので、12月13日~23日限定の毎年恒例クリスマスメニューをいただこうと思ったのですよね。
(昨年もいただいています。)
1階のパン屋さんの行列もすごかったですけど、カフェも超満員。
クリスマスメニューを召し上がる方は全体の4割ほどでしょうか。
色んな意味で「師走感」がすごいです。
食前のドリンクはホットレモネード。
これは去年と同じですね。
甘さは控えめ。
冷えた身体を温めて、食欲を心地よく刺激します。
ちょっと提供に時間がかかる印象でしたけど、
店内の装飾なんかを見回しているだけでテンション上がりまくりです。
ブログだけ読んでくださっている方には意外かもしれませんけど、僕クリスマスって大好きなんですー♪♪
ツオップも12月だけはカフェのBGMがクリスマス仕様に替わるのですよね。
クリスマスの中に今います、な感覚がたまらん。
里芋とゴボウのクリーム煮込みのパイ包み焼き。
いきなりデザートのような見た目の一皿。
添えてあるのはみかんのコンポートです。
きんかんっぽさもありますけど、みかんですね。
クリーム煮込みとの相性は全く分からず。
以前フレンチレストランのオーナーにクリスマスの時期は避けた方がいい、と言われたことがあります。
いつもと客層が違ってお店は落ち着かない空気だし、大量に仕込める作り置きものが多くなってお店の魅力も味わいきれないし・・・とかだったような。
これなんかは事前に仕込んでおけばオーブンで加熱するだけだから、クリスマス向けのメニューなんだろうなあと、先ほどの話を思い出しました。
破ったパイ生地をクリームに沈めて浸していただくと、1.5割増しのもちもち感。美味し。
ベーコン、里芋、ゴボウ。
里芋とゴボウのクリーム煮って、自分ではやったことのない組み合わせでしたが、これはとても良かったです。
素朴と贅沢の合わさった感じ。
自分でも試してみよう。
zopt特製ブイヤベースとパンの盛り合わせ。
おお、去年は出てきたときの香り良さにときめきましたが、今年は加えて見た目がより華やかになっています。
鯛、海老、アサリ、ムール貝、見えていませんが大振りの帆立がひとつ。
器が熱いので触らないように注意されます。
これはフリではありません。
アサリくらいは上手にあまり手を汚さずに食べられますが、ムール貝はちょっと苦戦。
でも殻入れと一緒に新しいお手拭きを出してくださっているので、安心して手を使って食べることができますよ♪
今年もちゃんと添えられたルイユ。
去年よりニンニクを控えめにしたのだとか。
「ルイユを付けたパンをスープに浸して召し上がっても美味しいですよ♪」とオススメされました。
これがまたパンに合うのですよね。
海老はなかなかの大物。
ブイヤベースの風味は、貝もそこそこ感じられるもののほとんど海老でしたよ。
で、この海老の殻は・・・、
迷って最後まで残しましたが、結局手で剥いていただきました。
ふふふ、でも僕海老の殻を剥いて食べるのは上手じゃないみたいです(笑)。
ブイヤベースは魚介やニンニクの風味といった味のベースがしっかりしたものでした。
もうここまでで結構満腹ですが、続いてメインの肉料理。
千葉県産芋豚のソテー(マデラソースで)。
赤パプリカのムールとアスパラのマリネが付け合わせ。
さっぱりと、ほんのり甘みのあるコンソメ風味のムース。
お肉に付けたり、パンに付けたり。
さっぱりとした付け合わせが嬉しいです。
レーズンもちょいっと、いいなあ。
ちょっと甘みのあるソースがツオップっぽいです。
地元千葉県産だという豚肉。
脂身が巻いています。
ジャッキッという雄々しい歯応えながらサクリと噛み切ることができます。
豚の旨み、脂の甘みも穏やかながらしっかりと。
シンプルですが、とても美味しくいただくことができました。
ひとつ言うなら、甘めのソースにパプリカのムースはそれほど必要性が感じられなかった気はします。
デザートはアイスグラノーラ。
今年からパン屋さんの方でグラノーラの販売を始めましたから、それを使用しているのかもしれません。
食後のドリンクはコーヒー、紅茶、エスプレッソからエスプレッソを選択。
モジョモジョと、グラノーラがナックルのように予測不能の楽しい食感を生みます。
アイスだけだとちょっと地味ですが、甘みのある生クリームと合わせてちょうどいい仕上がり。
何と言ってもこのクリスマス感抜群の店内でコース料理をいただけるだけで大満足なのですが、今年は料理もそつなく美味しくいただけました。
ちょっと店内はバタバタしているので落ち着かないところはありますが、人気店ですからその辺りは目をつむりましょう。
いやあ、年の瀬ですね。