久しぶりに金町のとらやベーカリーへ。
個人的には、こちらは常磐線沿線なのでツオップからハシゴしやすい立地なのですけど、日曜定休なのでなかなかちょうどいい日がなかったのですよね。
開店前から10人ほどの行列ができていましたよ。
なすグリルサンド(420円)。
とりあえず人気のサンドメニューからこちらを。
セミドライトマトとブリーチーズが濃い!
甘みと旨みと、パンチがありますね。
一方名前的にはメインっぽいなすのグリルは主張控えめ。
グリルとはいっても、オリーブオイルでマリネしてから焼いてあるので揚げなすのようにとろっとろ。
でも他の食材の食感や味に比べると弱いのがちょっともったいないです。
ややライ麦バゲットがハードですけど、それほど食べにくさも気になりませんでしたよ。
バケワッサン(240円)。
バゲット生地でクロワッサン生地を包んで焼いてあります。
似たようなパンは他にもあるかもしれませんが、これは他にない感じ。
両方の生地がそれぞれの良さを存分に発揮しつつ絶妙に境目なく交わっています。
外見からはリュスティック寄りに見えるのですけど、内側はクロワッサンのそれ。
ふんにゃりもっちもっちバターリッチ。
こりゃあいい。
りんごのタルト(480円)。
季節商品で、この日が最終日だったようです。
薄めにカチッと歯応えある食感に焼き上げたタルトの中には紅玉の酸味さわやかなりんごのソテー。
上にクランブル系のサクサクほろほろ生地を被せて焼き上げてあります。
タルトと上の生地のバターの風味がとっても豊か。
そこへりんごの酸味とコクのある甘みが添えられて、バランスのいい仕上がりです。
金柑のタルト(480円)。
中に入っているのは一瞬アイシングかと思いましたが、それにしては甘さがやさしめ。
んー・・・これは、白あん?白あんだ!
個人的には意外な組み合わせだったのですけど、白あんがタルトにも金柑にもとてもよく合いますね。
タルトの食感はりんごの方に比べてやや重たく、精彩を欠いた印象ですが、これはこれでいいかなとも思えるレベル。
見た目インパクトの強い金柑の主張が物足りない気もしましたが、意外性があってしっかり美味しいタルトでした。
やっぱりいいお店ですね。
何回か通ってお店を知ることで、自分の好みとお店の強みを照らしていいチョイスをできるようになってきた気がします。
どれも美味しかったです。