lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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千駄木の「薫風」でどら焼き(甘夏、さくらんぼ、金柑)。

続いて以前からみなさんの良い評判を聞いていて気になったいた和菓子屋さんへ。


薫風。
千駄木にある女性のご主人の手作り和菓子のお店、イートインもあって和菓子と日本酒を合わせていただくという面白い趣向。

この日は僕がお店に着くと、最近こちらにハマっていらっしゃるAさんがすっかりいい気分で他のお客様とご歓談なさっていました。
こういうお店なのですねえ。
テイクアウトのお菓子だけ購入しましたが、次回はお店でゆっくり過ごしてみたいものですね。


17時前に伺いましたが「もうこれしか残っていません」とのことでどら焼き3種を購入。
冷蔵保存されていたようです。


てろっと光を反射するきめ細かい生地。
もうちょっと手作り感のあるものを想像していましたが、とても整った仕上がりですね。


さくらんぼ(300円)。
シンプルに甘酸っぱさがいいですね。

フルーツの質どうこうというものではありませんが、こちらのどら焼き入門編としては良さそう。


金柑(300円)。
これは金柑の香りが凝縮していますねえ。
甘く煮た柑橘と餡って合うのですよねえ。
個人的には餡を白あんにしたいところ。


甘夏(300円)。
力強い苦味ですがどこか柑橘の酸味をベースに感じて嫌味のないさわやかな味。

生地がとても素朴で甘さ控えめ。
お酒に合わせようという向きでしょうか。

お菓子として単体でいただくと素朴などら焼きの中でフルーツがいいアクセントになっている感じ。
お酒と合わせると、フラットな味に潜む微妙な山や谷が浮き上がって感じられて、言ってみれば「白身の刺身」にも似た楽しみがありそう(想像)。

「どら焼き」というベースを踏み台に新しいものを作り出しているような印象でした。
他のお菓子もいただいて、作り手の方の意匠をさらに感じてみたいです。

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