ターレットコーヒーを出まして、
「このところ帰りの遅い日が続いていたんだから夏休みくらい早く帰って寝なさい。どうせ明日も早いんでしょう?」
と僕をなだめようとする心の声を説得して世田谷の若林へ向かいます。
17時前に到着すると前から5番目。
この日の1番の狙いはほぼレギュラーメニューのサンドイッチだったので油断していましたが、売り切れましたよ(:_;)前から5番目で!
話のネタには面白いですけど、食べたかったなあ。
鮎と生海苔のキッシュ(850円)。
シェフのブログで紹介されて気になっていたので、これは購入できてよかったです。
鮎の身がぎっしり。
白身らしい味が濃いですが、鮎としてのそれはほのか。
アパレイユのチーズが濃くて、それが合っているのが面白かったですね。
鮎ももちろんよかったですけど、さらにこの生海苔が素晴らしかったですねえ。
考えてみると焼きそばにかける青のり、パスタにかけるチーズって共通するところはあるかもしれませんね。
軽そうに見えてガラッと味を変えて、それ自体の味をズバッと印象付けるアイテムのコラボレーションでしたが、一体感がありました。
すごく美味しかったです。
ミナミマグロのサンド(800円)。
ミナミマグロと聞いたら黙っていられません。
自家製のマヨネーズたっぷりで和えてあります。
このマヨネーズ・・・作れるようになりたいなあ。
ミナミマグロのイメージからすると、しっかり脂が入ってしっとり。
うーむ、ひとにはまず肉メニューを勧めるようにしていますが、個人的には魚が好きだな。
鶏レバーのわか焼きサンド(650円)。
名前はふわっとしか覚えていませんでしたが、こんな感じです。
ミルクというかバターっ気をしっかり感じるくちどけのいいパンオレの生地に鶏レバーがたっぷり。
低温でじっくり加熱したような均一なやわらかさ。
ぷりっとしたところがなく、歯が入る瞬間から最後まで同じ柔らかさが保たれるかのようでした。
最初何か分かりませんでしたが、よく見るとシェフの地元の名産の菊ですね。
基本的にはフランス食材寄りなシェフですが、地元の食材も愛する方なのですよね。
鉄分サンド(650円)。
まぐろ血合いのサンドは以前にも1度いただきましたが、結構違った感じになっていますね。
まぐろの血合いに軽くスパイスを効かせたソース。
まぐろ自体なのかスパイスが合わさった効果か分かりませんでしたが、かつお出汁のような香りが力強く感じられました。
ここにも菊の花。
やっぱり伺ってよかったです。
この時間でこの様だと、やっぱりなかなかハードルは高いですね。
でも俄然やる気が出てきました。
また行かなきゃ!