1月15日(日)、今週も日曜のお昼は最近恒例になっている浅草のグリル佐久良さんへ。
珍しく1番乗りで着いてお店の前で待っていたら、いつもご一緒させていただいているAさんがやってきたのですけど・・・、
何だか恐る恐るというか歩調を緩めながら近付いてきて、5メートルくらい離れたところから目を細めてじっと僕を見ているのですよね、で、
「どうしたんですか?」
と声をかけたところ、
「やっぱり65さんか。絶対65さんじゃないと思った。知らない人だと思った。」
とよく分からないことをおっしゃるので、
「よく分からないけど、知らない人だと思ったならなおさらあの距離感であの目でじっと見ない方がいいですよ」
とアドバイスしているところで、あとお2人もいらっしゃって4人で店内へ。
今回は「白身魚」の単品ができない、という制限がありつつ注文を決定。
ミックスグリル(2800円)。
揚げ物メニューは提供が後回しになりがち、という経験則からこの日はグリルメニューをお願いしましたが、
他3人が揚げ物を注文する中、華麗に1番最後に登場。
まあこのメニューはお店の中では特にボリュームのある1品ですし、調理工程も多そうですからね!
と自分に言い聞かせるようにみなさんにアピール。
鉄板の上でグラグラ煮えたぎるデミ。
思わず隣のテーブルのお客さんも振り返って目を丸くされていました。
見た目、音、香り、の三拍子の揃った登場にまず心が満たされます。
ミニビーフステーキ。
ややブレ気味の写真で失礼いたします。
バチバチ暴れるデミに、こちらは構えるコンデジ。
もうもうと襲いかかってくる湯気とせめぎ合いです。
ミニグリルチキン。
モロにブレた写真で失礼いたします。
はやる気持ちとレンズを襲う湯気とで、緊迫したこの状況がよく描写されていますね、
という気持ちでご覧いただけたなら、お互いWIN-WINの関係で先に進むことができるのではないかと思います。
どれもミニサイズの盛り合わせですが、グリルチキンは小さくなったことのデメリットが少なかったように思いました。
プリッとジューシー。
ミニハンバーグ。
フルサイズのハンバーグを彷彿とさせる、「厚み」というより「球体」に近いフォルム。
心の中に眠る童心をくすぐられます。
ベーコンの山あいに覗いているのは、ミニポークソテー。
さらに彩り豊かなグリル野菜はブロッコリー、ポテト、人参ですね。
このところメニューから消えてしまったビーフステーキのミニ版。
ミディアムレアよりちょっとレア気味で、グワシグワシと噛みしめていただく食べ応えのある赤身ステーキ。
噛めば噛むほど味が出る系で、塩コショウのシンプルな味付けが多分ベストマッチ。
デミとはちょっと合わないような気がしました。
ミニサイズですが、あごにも充実感がみなぎります。
サクッと歯切れのいい食感。
わりとさっぱりとした系統の豚肉の香り。
こちらはデミを絡めてしっとりいただくのがいい感じです。
ハンバーグも、ミニサイズなりにちゃんと肉汁があふれました。
こちらは特にデミとの絡みがよかったですね。
牛、豚、鶏を盛り合せでいただける大満足プレートでした。
ボリュームはなかなかありましたが、単品フルサイズと比べて驚くほど多いというわけではなかったように思います。
美味しいものを少しずつ、な方には選択肢のひとつとして大いにありなのではないかと思います。
ごちそうさまでした!