みなさんと両国で別れた後、ひとりでぷらぷらと門前仲町のフルータスさんへ。
寒い日だったので多少空いてるのではなどと甘い考えでしたが、お店に着くと12人待ち。
少し並んだところで「またの機会にしようかな」という気も起きたのですけど、
行列を確認しに来たお姉さんに「ちょっとご無沙汰ですね!」と声をかけていただいたので、頑張ることに。
結局1時間半以上待って念願の店内へ。
並んでいる間、お姉さんがときどき出ていらっしゃっておおよその予想待ち時間を教えてくださいますが、
大体言われた通りになりました。
今回は初めてのカウンター席。
季節のパフェは大人気メニューの「あまおう」でしたが、
個人的にはいただいたことがあったので、ここはむしろ・・・
フルーツパフェ(1620円)。
実は未食だった、レギュラーメニューの中でも基本中の基本のこちらをいただくことに。
テーブル席からは厨房上に斜めに張られた鏡越しにパフェのできあがる様を拝見できますが、
カウンターはご覧の通り「丸見え」状態で一挙手一投足を見守ることができました。
彩り鮮やかなフルーツ、アイス、生クリーム。
ご主人の魔法のような手さばきで瞬く間に完成したパフェは、
崩れそうで崩れない、食べ終わるまで魔法の解けない驚きの安定感なのですよね。
とはいえ、そーっと慎重にいただきますけどね!
ルビーグレープフルーツ、オレンジ。
宝石のような柑橘エリア。
酸味、甘み、苦み、果汁果汁。
パイナップル、苺。
パイナップルの濃厚な甘みと、爽やかに香る苺はとちおとめかな?
裏に回ってラ・フランス。
時期的にギリギリ残っていたら洋梨のパフェを食べてみたいな、なんて考えながら伺ったのでこれも食べられて満足満足。
大人っぽい甘ーい香り。
トップの生クリーム、ミルクアイスの他、中間層はヨーグルトで和えたと思われるカットフルーツ、
その下にさらにミルクアイス。
一番下はカシスのソルベかな?
ぎっしり詰まって、最後まで気が抜けません。
中間層のフルーツはバナナ、苺、りんご、パイナップル、パパイヤ、洋梨などなど。
こういう手の加え方をしても、それぞれの果汁が混じり合ってぐずぐずになったりすることなく、
それぞれの食感の個性、風味が感じられるところに質の良さを感じます。
最後に気高い甘酸っぱさを誇るソルベで〆。
苺にしろ、オレンジにしろ、同じ「甘酸っぱさ」ではありますが、それぞれ個性があって、
最後のカシスはビシッと引き締まるラストに持ってこいのしなやかな力強さでした。
待ち時間や気温を考えたら、この日のベストチョイスだったかは微妙なところですが、
後悔なく頑張ってよかったなと思いながら帰ることができました。
宿題で残していたフルーツパフェをいただくことができたので、また次回は気になる季節メニューの時期を狙って伺いたいと思います。
ごちそうさまでした!