8月12日(土)、先日Twitterで見かけた小田保さんの"煮付け"が魅力的だったので、この日は吸い込まれるように小田保さんへ。
やや混み合っていましたが、カウンターに席をいただけました。
よかった!"煮付け"は日替わりメニューですが、ホワイトボードに発見!
数量が少なそうなので「まだ残ってますか?」と確認のうえ注文しました。
黒むつ煮付け(1300円)。
僕は予習してあったので満面の笑みで迎えましたが、知らないで注文してこの「かぶと」が出てきたら驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
というか予習してあった僕も、実物を目にしたら驚きましたしね。
すごい大きさ、すごい顔付き。
僕が食べるんだったか、食べられるんだったか分からなくなる迫力。
金属質に黒光りする肌に、ギラリと光る鋭い歯…
一旦…、一旦視界を外れまして…
豆腐が2切れ。
場内のお店でいうと、昨年惜しまれながら"閉店"してしまった「かとう」さんの煮付けも豆腐を添えるスタイルでしたね。
こうすることで、煮汁に浸み出た魚の味をはっきりと感じ取ることができます。
ほうれん草。
こちらも煮汁がしっかり浸みていました。
フライ・ソテーメニューと違って「キャベツの千切り」が付かないので、こうしてお野菜をいただけるのはありがたいですね。
頬周りの身、目玉、唇周りの皮目。
魚が大きいので、それぞれの部位もスケールの大きなボリューム感。
後頭部も肉厚、ここだけで普通のお店の切り身1つ分くらいありそうです。
煮汁は醤油濃いめ、甘みもわりとしっかりして、生姜がガツンと効いていました。
魚の種類や部位は日替わりで色々ありそうなので、狙ったものがいつでもいただけるわけではありませんが、逆にそういう楽しみがあるとも言えますね。
小田保さんの煮魚は、フライ・ソテー系を差し置いてまで注文するほどか、というとひとにオススメするほどではないと思っていましたが、こういう1皿だとなかなか面白いですね。
今後も気にしてみようと思います。