続いて高はしさんへ。
こちらもやはりさっぱり系メニューを、ということで…
狙ってきたメニューを確認。
合わせて、ご無沙汰していた定番ものも追加。
活締まこかれい刺身(軽め)。
飴色まではいきませんが、ほどよく角の取れた落ち着いた質感。
じゃきっと歯応えの後で、じんわり脂が滲みます。
まこかれいは夏に味が良くなるとも言われますが、こちらは脂乗りもよかったですねえ。
「白身魚にしては…」みたいな枕詞の要らないはっきりした強い旨み。
残った口から鼻に抜ける香りも、魚の良さが出ていていいですね。
ジャキッとして、もっちりもっちり。
少し厚みのある切り立てもいいのですよねえ。
穴子煮こごり。
いつもあるわけではありませんが、レギュラー寄りの準レギュラーメニュー。
冬場はゆっくり食べても最後まで「煮こごり」であり続けてくれますが、今くらいの気温では油断すると「煮びたし」みたいになってしまうので要注意です。
まあそれはそれで美味しいという話もありますけどね!
いやしかし、やっぱり暑い中でこのぷるっぷるの煮こごりを口に入れてひやっと融けていく感覚がたまらないのですよね。
気持ちテンポよく口に運びます。
とはいえ一切れ一切れが大きめで、パクパクいただくとあっという間に食べ終わってしまうのも心惜しいので、そこはバランスを考えてやや早め、やや丁寧に味わっていただきました。
お休み期間を経て、営業日数を減らして再開し始めたときは、メニューを絞るのではないかと予想していたのですが、むしろ以前にも増して充実させていらっしゃるような気さえします。
くれぐれも、くれぐれもご無理のないようにしていただきたいとは思いますが、ありがたいことに毎週心から楽しませていただいている次第です。
ごちそう様でした!