入館料は200円と格安だったのであまり期待しておりませんでしたが、なかなか興味深い内容でついつい見学に時間がかかってしまいました。
館内にカフェがあったのでコーヒーをいただいていくことに。
BUNDAN。
日本近代文学館1階にあるカフェで、文豪の名前を冠していたり、作品にちなんでいたりするメニューが特徴的。
店内には所狭しとぎっしり本が並べられています。
寺山(エチオピア)(700円)。
ふるさとの訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまでにがし
という歌にちなんだメニューのよう。
かなり熱かったので飲み始めは注意が必要。
期待以上に本格的な味わい。
ウッディな温かな香りのこもった中に、ビビッドな苦み。
ちょっと酸味が目立って好みとは違いましたが、美味しいコーヒーでした。
豆の販売があったので帰り際に見てみたらobscura coffeeのものを特別にブレンドしているようでした。
なるほどなるほど。
こちらは母の注文したあたたかいチョコレート(800円)。
漱石の展示期間中の特別メニューのようで、小説「それから」で主人公が振る舞う「チョコレート」にちなんでいるようです。
また気になる展示があったら足を運んで〆にこちらでコーヒーを飲んで帰りたいと思います。