午前中は上野で光の魔術に魅了された後、浅草橋でインド食材と戯れてから、1日の〆にコーヒーをいただくことに。
前からおすすめされて気になっていたお店があったのですよね。

蕪木(かぶき)。
自家焙煎コーヒーと自家製チョコレートを味わえるお店です。
僕が伺ったタイミングでは、ご主人はコーヒーの焙煎をしていらっしゃいました。
いい香り。

「多分好みに合うと思う」と勧められていたのですけど、お店の雰囲気、テーブルや食器の質感、どれをとってもまさに好みです。
お店の方と相談しながら注文を決定。

コーヒーとチョコレートをセットで。
相性があるようだったので、コーヒーは好みのまま決めて、チョコレートは合うものを選んでいただきました。
結果気になっていたものになりました。ラッキー。

食器に味と品とあります。

羚羊(かもしか)(500円)。
コーヒーは1番深煎りのものをチョイス。
甘みと旨みと鮮やかに出ていて、交互に波打つような印象といったところ。

ココナッツオイルのような、南国をにおわす甘いコクも感じます。
素で甘いコーヒー、好きなのですよねえ。

かもがや(カカオ70%)(200円)。
1番カカオ率の高いメニューですが、それでもコーヒーと交互に味わうと群を抜く甘みとコク。
コーヒーで温めて苦みの浸み渡った口にチョコレートを入れると、じんわりとけ広がるのです。
ただ正直申し上げると、チョコレートの濃さにコーヒーは完全に機微を持っていかれる気がします。

ただ一山越えると舌が慣れてきて、コーヒーの味が立ち上がってきます。
「お、何か掴んだかな…」と思ったところでごちそう様。
また伺って他メニューも試してみたいと思います。
ホットショコラなんかもありましたしねえ。
素敵なお店でした。
ごちそう様でした!