続いて高はしさんへ。
今シーズンは早い段階から「あんこうが出る日」が発表されましたが、綺麗に全て自分の休みの日とはずれていたのですよね。
というわけで、開き直って逆におおらかな気持ちで冬を過ごすことができています。
お店に入ると、ちょっと珍しいメニューがあったので3代目に質問したところ、
「しばらくやらない予定だよ!」
とのことでしたので、ちょっとボリュームが気がかりなものの注文することに。
なぜかサービスでコーヒーをいただいてのんびり待ちます。
結構時間のかかるメニューでしたが、楽しくお話しながらだったので、あっという間。
まぐろカマ塩焼き(3000円)。
つい先日この話を聞いていて、ちょうどこれ系のメニューのお熱が上がっているところだったのですよ。
高はしさん基準で言えば、ボリュームもほどほどでひと安心。
「よかったらこれも使って!」と渡されたのはポン酢。
これは・・・
ここかな?
レモンも普通の焼き物の2倍用意されていたり、これらは「強めの脂をさっぱり」いただくアイテムでしょうか。
後半になったら忘れないように試してみることにしましょう。
色んな部位があって、どこから手を付けたらよいやら。
んーー・・・では、まずは手前の引き締まったところから!
脂や水分は落ちて引き締まっていますが、パサついた感覚は一切なくジューシー。
突き抜ける旨みと酸のある香りが一体になった強い味わい。
結構レアっぽい仕上がりにも見えたのですけど、食べていて身離れの気になるところはありませんでした。
食べている間に余熱も回ったのかな。
この辺りのカマトロはもちろんのこと・・・
どこの部位なのかよく分からなくなった骨と骨の隙間からほじくり出したところはもう、
脂ノリッノリでトロットロ。
「食べ辛いから魚を食べるのは苦手」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、
これだけ美味しければ楽しい作業になること請け合いですよ。
ダイヤの原石を発掘しているようなと言いますかね・・・どこを掘ってもダイヤの原石が出てくると言いますかね・・・
いやもうダイヤが出て来ちゃったよ!というね、そんな感じに。
いや美味い美味い。満足じゃ満足じゃ。と悦に入っていると忘れがちですが、
今回はちゃんと思い出して(笑)。
さっぱりアイテムも活躍していただきます!
バッチリ脂の乗ったところも残っています!
個人的に焼き魚のレモンはお皿の空いたスペースに搾って、ほぐした身をちょんっとつけて食べたりして使うのですが、
何となく高はしさんでは大根おろしに搾って使うことが多いです。
そうすると結局「レモン大根おろし」でバクバクいってしまうのですけどね。
いやいや、朝からまぐろ続きで大満足でございました。
ごちそうさまでした!