前日お休みだった高はしさんへ。
以前は土曜の朝に早くから毎度おなじみのみなさんと開店を待つのが毎週の恒例だったのですが、この朝はとても久しぶりだったので大変楽しく並べました。
みなさま、いつもありがとうございます。
さて、みなさんとのおしゃべりでスッカリ注文を考えるのを失念しておりましたが、「よく食べたメニューを」ということでさわらの煮付けに決定。
＜かま＞は先日もいただいたので、今回は久しぶりの＜真ん中＞をチョイス。
店内に入っても和気藹々。
豊洲でもこの雰囲気が続くといいですね。
さわら＜真ん中＞煮付(2000円)。
鰆のかま、シモではない、すなわち「真ん中」の部位を煮付けにしたもの。
かまは煮付けで出ることが多いのですけど、真ん中は塩焼きのことが多かったので、いただくのは少し久しぶりです。
朝から昼に向けて、高はしさんの煮魚の煮汁は少しずつ詰まっていくのですが、この日は朝から濃いめだったように感じました。
身の表面も黒々と。
腹の側はじゅわじゅわ、皮目とろんとろ。
旨みが突き抜けるように美味い脂が、じゅわじゅわ溢れてきます。
かまの方が人気は高まりがちですが、真ん中のいいところはこの厚み。
ただボリュームがある、というだけではなく、火がじんわり芯に向かって浸透するためしっとり仕上がるのですよね。
舌触りなめらかな身が、ふるる、とろろん、と上質な口どけを感じさせてくれました。
高はしさんの煮汁には芽ネギが合いますねえ。
というわけで、無事によく頼んできた定番メニューをいただくことができました。
そして美味しさも再確認、ごちそう様でした！
