lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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京成立石の「宇ち多゙」で煮込み、ハツガツ生、ナンコツ素焼きお酢、シロよく焼き味噌9。

この日某所で「お酒を飲めない人に言っても仕方ないけど…」くらいのトーンで「立石に興味がある」とおっしゃる方がいらっしゃって、

 

「なめんな!大好きだわ!」

 

とその魅力を熱く語ってしまった結果、自分が行きたくなるという"あるある"パターンに見舞われて立石へ。

 

幸運にも並びがなくそのまま店内へ。
タイミングによってはこんなこともあるのですねえ。
 
着席するやいなやとりあえず煮込みとウーロン茶を注文。
 
いつもより遅い時間だったので濃く煮詰まっていたりするのかな?と推察していたのですが、特に味噌ッ辛かったりはしませんでしたね。
 
却って"ややマイルド"にすら感じたのですけど、何かあるのでしょうか。
今後の課題にしたいと思います。
 
ハツガツ生。
 
その「立石に興味を持ち始めた方」というのが、某雑誌の表紙に宇ち多゛さんが掲載されているのを見かけたのがきっかけというお話で、その表紙のイメージから注文。
 
ハツはサクッと。
 
ガツは脂少なめだったかな?
 
さっぱり、コリコリでクニクニ。
 
ナンコツは素焼きで。
「お酢入れる?」
お願いします!!
 
"ナンコツ"といっても身がたっぷり付いているのですよね。
さらにこの日は脂身も豊富でジューシー。
 
〆は最近お決まりにしているシロよく焼き味噌。
"味噌"というのは焼いた串を煮込み鍋に突っ込んで提供されるもの。
 
最初に煮込みを頼んでしまうと後半でもう1皿食べたくなってしまいがちだったところを、この注文を覚えてからは穏やかな気持ちで最後まで過ごせるようになりました。
 
最高。
 
いつも無表情なお店のお兄さんが、某雑誌では最高の笑顔だったと常連さんにいじられていて、
「時間がなかったんだよ。笑えって言われて。一発で決めたくて。そしたらあの顔になった」
とやっぱり無表情で説明されていて、常連さんに大ウケでした。
 
急遽思いついての訪問でしたが、スムーズにかつ大変楽しい時間を過ごすことができました。
遅めの時間もいいなあ。
ごちそう様でした。

梅島の「椛屋」で清見タンゴール(果肉入り)。

この日は久しぶりに梅島のかき氷店「椛屋」さんへ。
 
人気店ですが、まだギリギリシーズン前の平日ということもあって先客は1名のみ。
 
以前まで店舗はテントでしたが、今回は木造になっていました。
 
入口がカーテンで閉じてあって中はストーブがガンガン。
BGMはないので独特の雰囲気です。
 
注文、お会計まで済ませ整理券をいただいてから着席。
 
この日はメニューが随分限られていましたねえ。
 
清見タンゴール(果肉入り)(1100円)。
清見は日本生まれの品種で、甘さ控えめでビターさの目立つ爽やかな味が特徴。
 
そして何を隠そう不知火、ひいてはでこぽんの親品種と言った方が印象に残りやすいかもしれませんね。
 
いやはやお子さんには大変お世話になっております、はい。
 
ソースは目で見て分かる濃厚さ。
 
柑橘にソースはやはりそうあって欲しいのですよねえ。
 
果肉入り、とは言いますが、これは果肉"乗せ"ですね。
 
きれいさっぱり皮を剥かれ、口に入れると繊細なゼリーのように崩れ、ジューシーな果汁はイメージよりしっかり甘め。
果肉の味がソースに負けていません、いい意味ですよもちろん。
 
氷がシュクッと潰れて、とろりとした舌触りが残ります。
 
「果肉入り」の名に偽りなく、中にもたっぷり果肉が入っていました。
 
たまたまなのですけど、ちょうどこの翌日から氷はメインが純氷になるようでした。
今まで通りの金額だと純氷、+100円で天然氷に変更できるとのこと。
 
かき氷人気で氷が高騰していると言いますからねえ。
 
今回は売り切れというより、もともとメニューを絞って営業されていたようでした。
平日はこんな感じなのでしょうか。
 
またタイミングを変えるなどして様子を見ながらお邪魔したいと思います。
ごちそう様でした!

築地の「高はし」で銚子産地きんめ煮付け。

続いて高はしさんへ。
 
今やレアメニューとなってしまったかつての定番メニューが久しぶりに登場すると聞いて、楽しみに伺いました。
 
そのメニューというのは地きんめなのですけど…、
 
この日は煮付け、塩焼き、西京焼き、さらには魚汁まで選択肢がありました。
悩んでしまいそうなところでしたが、意外にもすんなり決めた1品は…、
 
銚子産地きんめ煮付け(2500円)。
僕の通い始めた5年くらい前は1500円とかだったと思いますから、1000円くらいは値上がりしていますね。
 
きんめはすっかり高級魚になってしまいましたねえ。
 
皮目は渋みのある色。
 
煮汁は気持ちいつもより澄んでいらっしゃいますかね。
よく見ると結構脂も浮いているのですけど、透明感があるということでしょうか。
 
分厚く、たっぷり付いた身は、ほとんどが脂やコラーゲン質豊潤な部位。
 
ちゅるんとした皮目も、脂を蓄えて甘い後味を残します。
 
ぺろんと皮目の剥がれたところから覗く身は、白んで輝く随分な脂乗りでしたが、結局食べ進めるとどこもこんな感じでした。
 
最近は高はしさんに限らずきんめを食べる機会はすっかり少なくなってしまっていますが、やっぱり香りがいいですねえ。
 
また出会えるのが待ち遠しいです。
次回も選択肢があったとしても、また煮付けを選んでしまう気がします。
 
ごちそう様でした!

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