lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

【広告】

千歳船橋の「カルパシ」でKelala Banana Leaf Prawn Meals(バナナリーフミールス)。

4月18日(木)、千歳船橋の「カルパシ」さんへ。

この週は、1度食べてみたかったメニューが予告されていたのですよね。

 

f:id:lockandgo65:20190509040957j:plain

3度目の訪問ですが、仕事帰りに伺うのは初めて。

 

こんなに明るい中でインド亜大陸を拝見するのも初めてです。

 

f:id:lockandgo65:20190509040953j:plain

テーブルの上は既に準備が始まっています。

 

バナナリーフを使ったミールスですね。

 

f:id:lockandgo65:20190509040950j:plain

チャトニ 山独活をマッシュした薬味。

 

緩めのペースト、ほのかだけどしっかり分かる程度にウドの香り。

 

f:id:lockandgo65:20190509040946j:plain

ポディ 豆のふりかけ。

 

f:id:lockandgo65:20190509040942j:plain

ピックル とちおとめのお漬物。

インド料理でいちごは初体験な気がしますが、甘さに寄せない味付けというのもあって違和感なく合っていました。

香りいい。

 

f:id:lockandgo65:20190509040938j:plain

メルクプラティ オクラと菜花としいたけのペッパーオイル炒め。

オクラやしいたけの食感が個性。

 

「このホールスパイスは何だろう…」と思っていた粒はよく考えたらオクラの種でした。

わりとホット。

 

f:id:lockandgo65:20190509040934j:plain

アヴィヤル ニンジンとジャガイモとインゲンのヨーグルトマサラ和え。

インド料理は何でも好きですが、中でもアヴィヤルはやさしくマイルドな口当たりがお気に入りなのですよねえ。

 

f:id:lockandgo65:20190509040930j:plain

トーレン ニンジンとかき菜とココナッツの炒め蒸し。

ほわほわした食感。

 

似たところがありそうで、クッキリ個性の分かれるおかずのラインナップですね。

 

f:id:lockandgo65:20190509040926j:plain

日替わりのラッシーは、塩漬け桜のラッシー。

以前いただいた酒粕のラッシーもはっきりと塩気が効いていたように思いましたが、今回も塩漬け桜ということで塩気。

たまたま僕の注文が続いただけでしょうかね。

 

f:id:lockandgo65:20190509040923j:plain

しっかり濃度がありつつ、飲みやすいのでいつもグビグビいってしまいます。

 

お料理が出るまでに飲み終わらぬよう。

 

f:id:lockandgo65:20190509041017j:plain

ライス、カレーの順番に提供されてミールスが完成。

 

ライスは湯取り式で炊いたバスマティライス。

事前にライスの量を確認されるので、少なめでお願いしています。

 

f:id:lockandgo65:20190509040919j:plain

ティーヤル 茄子とローストココナッツのカリー。

ココナッツのイメージで食べると、かなり"ロースト"寄り。

香ばしさと塩気のギラッとした1品でした。

 

f:id:lockandgo65:20190509040916j:plain

チェンミーン・マラバーリ 海老とトマトとココナッツミルクのカリー。

 こちらは分かりやすくココナッツ、そして海老の香りの濃く強いこと。

 

f:id:lockandgo65:20190509040912j:plain

ダール 豆スープ。

塩気は強めのように思いますが、スパイス、豆の香りとバランスがとれているので全体の印象としてはとてもマイルド。

 

f:id:lockandgo65:20190509040908j:plain

ラッサム 黒胡椒とタマリンドのスープ。

酸味と塩気でキリッとしたタイプ。

 

f:id:lockandgo65:20190509041024j:plain

サンバル ツールダールと筍のズッキーニ。

筍がしっかり香ります。

 

筍と豆の香り、筍とズッキーニの食感の近似感が面白いです。

 

f:id:lockandgo65:20190509041021j:plain

エリセリ カボチャと白インゲン豆。

ほくほくトロリな口当たりが、他との対比でよりまろやかに感じられます。

 

f:id:lockandgo65:20190509041013j:plain

ヨーグルトは生姜の効いた塩ヨーグルト。

あれこれ混ぜる中で、結構このヨーグルトが重要なアイテムになるのですよねえ。

ローストココナッツとの組み合わせが特によかったです。 

 

f:id:lockandgo65:20190509041010j:plain

バナナとアマレットのジェラート。

毎回の楽しみ、個性のとんがったアイスです。

 

f:id:lockandgo65:20190509041006j:plain

今回はしっかりネットリ甘く濃厚なバナナの風味。

コリアンダーも効いていたのかな? 

 

f:id:lockandgo65:20190509041002j:plain

特に面白かったのが、トルコアイスのようにのびるアイスだったこと。 

まさかの個性だったので思わず笑ってしまいました。

油断ならん。

 

というわけで今回も隅々まで楽しませていただきました。

とにかく食材の使い方が面白いお店なので、ミールスのように品目が多いとよりその良さを満喫できますね。

また毎週のメニュー発表を楽しみにしつつ、伺いたいと思います。

三ノ輪の「ビストロ・ルミエル」で、ホロホロ鶏のコンフィ、鱸のポワレ、牛ほほ肉の赤ワイン煮込み、クープグラス(蕪のムース)、小籠包、春人参のスープ、そば茶のブランマンジェ、甘夏のグラニテ、フランボワーズのムース。

4月16日(火)、久しぶりに三ノ輪の「ビストロ・ルミエル」さんへ。

 

6月でオープンから2年。

三ノ輪にこんなお店があるの?というオシャレなお店なのですけど(←失礼)、平日夜ながら満席近くまで席が埋まって、すっかり定着しているように見受けられました。

 

f:id:lockandgo65:20190507214046j:plain

3回目の訪問ですが、初めてのテーブル席。

 

店内はオレンジの映える割と明るい照明で、気取らない雰囲気でゆったり過ごせるのですよね。

 

f:id:lockandgo65:20190508051834j:plain

ドリンクはぶどうジュース。

 

コースはスープ、前菜、メイン(魚or肉)、デザート、コーヒーor紅茶、のルミエルディナーコース(2800円)に。

前菜、デザートは選択肢がありました。

 

f:id:lockandgo65:20190507214237j:plain季節のポタージュスープは、春人参。

オレンジピールのパウダーを散らしてあります。

 

オレンジ、オレンジ、お店のカラーと合わせてオレンジ推しですね。

 

f:id:lockandgo65:20190507214232j:plain

キヌアのパフ。

クルトンとは違って、軽い香ばしさを加えます。

 

春人参の淡い香りと、しっかりした甘み。

シェフのポタージュは、とてもバターリッチながら飲みやすいのですよねえ。

 

f:id:lockandgo65:20190507214227j:plain

パンと、添えられるのはオリーブオイル。

 

f:id:lockandgo65:20190507214223j:plain

続いては、いきなり出てきて二度見する小籠包。

 

中にはチキンのブイヨンとトマト。

 

f:id:lockandgo65:20190507214216j:plain

お皿がちょうどいいサイズなので、スープをこぼしてから食べ始めます。

 

フランス料理というよりは"洋風"というのが合いそうな、やさしく食べやすい味。

 

f:id:lockandgo65:20190507214210j:plain

前菜はシェフのスペシャリテのひとつクープグラスに。

 

野菜のムースに海老、帆立、ウニを乗せて、コンソメのジュレ。

 

f:id:lockandgo65:20190507214200j:plain

今回のムースは、蕪。

暖かくなってきたこともあって、蕪は甘みよりも青っぽい香りがメインかも。

オリーブオイルを使ってキリッと仕上げてあります。

 

f:id:lockandgo65:20190507214156j:plain

緩めのジュレの中から現れる、海老、帆立、ウニの食感や甘みが鮮烈。

 

少し渋みの出たコンソメが、キラキラしたビジュアルに一石を投じる後味を残します。

 

f:id:lockandgo65:20190507214151j:plain

メインは、まず牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。

てっぺんにサワークリーム、周りにたっぷり野菜のガルニ。

 

スプーンだけでほぐして食べられるホロホロほほ肉に、ワインが香りつつしっかりビターなソースを絡めながらいただきます。

 

f:id:lockandgo65:20190507214148j:plain

鱸のポワレは、この日はハマグリのソース。

 

シェフの魚料理は、皮目が安定のバリッと仕上げ。

これが風味のアクセントにもなって、"焼き魚"にも近いニュアンスを残すのですよね。

 

f:id:lockandgo65:20190507214142j:plain

ホロホロ鶏のコンフィ。

マッシュポテトとアスパラ、椎茸。

 

f:id:lockandgo65:20190507214138j:plain

鈍い色に黒光りする見た目通り、力強く重みのある脂の旨み。

なめらかながら舌触りながら、粘りすら感じるのですよね。

 

やや強めの塩気を、マスタードでさわやかに、マッシュポテトでマイルドにしながら食べ進めます。

 

こちらは追加料金のメニューでしたが、やはり肉そのものの味が別格に感じられました。

 

f:id:lockandgo65:20190507214133j:plain

そば茶のブランマンジェに塩のアイス、オリーブオイル。

ブランマンジェのコクに香ばしさ、ヒリッと辛みのあるオリーブオイルに、シャープなアイスの塩気。

 

この日の全メニューの中で最も印象に残ったのは結局これでした。

 

f:id:lockandgo65:20190507214118j:plain

甘夏のグラニテ、ホワイトチョコのクリーム。

 

チョコとオレンジなんかは言わずと知れた鉄板コンビですが、より甘さに振れたホワイトチョコに合わせるのはより酸味に振れた甘夏。

 

f:id:lockandgo65:20190507214109j:plain

甘夏が突き抜ける爽やかさ。

 

ホワイトチョコというと結構重めの使い方をされることが多いように思いますが、こちらは変化球的で面白かったです。

 

f:id:lockandgo65:20190507214103j:plain

焼き芋のアイスとフランボワーズのアイス、カシスのメレンゲ。

 

ペールトーンの色合いがポップ。

 

f:id:lockandgo65:20190507214057j:plain

お芋のアイスが非常にお芋。

さつまいもがレモン煮やオレンジ煮に合うように、フランボワーズやカシスの酸味がなかなか相性が良いようでした。

 

f:id:lockandgo65:20190507214053j:plain

 というわけで、追加、追加しながら、随分たくさんのメニューをいただくことができました。

 

途中から奥様がサポートに入られていましたが、調理自体はすべてシェフおひとりのはず。

この品数はとてつもない仕事量だろうなあと感じました。

 

どれも美味しかったですし、中でもキラリと光るところがあって、とても魅力的なコースでした。

ごちそう様でした!

神保町の「ねいろ屋神保町店」で黒いかき氷。

もう少し甘いものを、ということで「ねいろ屋」さんのかき氷を食べに行くことに。

 

今回は少し久しぶりに神保町店にしてみます。

 

f:id:lockandgo65:20190507044125j:plain

一部荻窪と共通のメニューもありますが、基本的には別メニューで営業されているのですよね。

 

神保町の方がややバラエティーに富んだ変わり種メニューがある印象。

その中でも今回注文したのは…、

 

f:id:lockandgo65:20190507044122j:plain

黒いかき氷。

 

メニューの説明は以下。

乳不使用のしっかりビターなカカオシロップに、容赦なく酸っぱい女峰いちごソース&果肉。

 

f:id:lockandgo65:20190507044118j:plain

お!舌に残る苦みと、ショコラの香りで味わわせるカカオシロップ。

 

甘みがないと渋みがとんがって、酸味にも近い味になってしまうところ。

だから強めの甘みで雑味をねじ伏せたりするものではありますが、

 

f:id:lockandgo65:20190507044135j:plain

あえて酸味の強い女峰いちごを合わせる発想。

 

複雑にこんがらがることなく、何というか、とてもピュアな味に仕上がっています。

これはよく考えられた組み合わせですねえ。

 

f:id:lockandgo65:20190507044131j:plain

中にはゴロゴロと果肉。

フレッシュないちごの香りを堪能できます。

少しぐずった食感もいいですね。

 

ショコラの美味しい食べ方としてかき氷がベスト、とは正直思えないのですが、ショコラをかき氷にするなら、という考え方でいうと間違いなく正解のひとつといえそうな仕上げ方だと思いました。

 

他のフルーツで出されていることもあるようなので、また楽しみに伺いたいと思います。

【広告】