4月18日(木)、千歳船橋の「カルパシ」さんへ。
この週は、1度食べてみたかったメニューが予告されていたのですよね。
3度目の訪問ですが、仕事帰りに伺うのは初めて。
こんなに明るい中でインド亜大陸を拝見するのも初めてです。
テーブルの上は既に準備が始まっています。
バナナリーフを使ったミールスですね。
チャトニ 山独活をマッシュした薬味。
緩めのペースト、ほのかだけどしっかり分かる程度にウドの香り。
ポディ 豆のふりかけ。
ピックル とちおとめのお漬物。
インド料理でいちごは初体験な気がしますが、甘さに寄せない味付けというのもあって違和感なく合っていました。
香りいい。
メルクプラティ オクラと菜花としいたけのペッパーオイル炒め。
オクラやしいたけの食感が個性。
「このホールスパイスは何だろう…」と思っていた粒はよく考えたらオクラの種でした。
わりとホット。
アヴィヤル ニンジンとジャガイモとインゲンのヨーグルトマサラ和え。
インド料理は何でも好きですが、中でもアヴィヤルはやさしくマイルドな口当たりがお気に入りなのですよねえ。
トーレン ニンジンとかき菜とココナッツの炒め蒸し。
ほわほわした食感。
似たところがありそうで、クッキリ個性の分かれるおかずのラインナップですね。
日替わりのラッシーは、塩漬け桜のラッシー。
以前いただいた酒粕のラッシーもはっきりと塩気が効いていたように思いましたが、今回も塩漬け桜ということで塩気。
たまたま僕の注文が続いただけでしょうかね。
しっかり濃度がありつつ、飲みやすいのでいつもグビグビいってしまいます。
お料理が出るまでに飲み終わらぬよう。
ライス、カレーの順番に提供されてミールスが完成。
ライスは湯取り式で炊いたバスマティライス。
事前にライスの量を確認されるので、少なめでお願いしています。
ティーヤル 茄子とローストココナッツのカリー。
ココナッツのイメージで食べると、かなり"ロースト"寄り。
香ばしさと塩気のギラッとした1品でした。
チェンミーン・マラバーリ 海老とトマトとココナッツミルクのカリー。
こちらは分かりやすくココナッツ、そして海老の香りの濃く強いこと。
ダール 豆スープ。
塩気は強めのように思いますが、スパイス、豆の香りとバランスがとれているので全体の印象としてはとてもマイルド。
ラッサム 黒胡椒とタマリンドのスープ。
酸味と塩気でキリッとしたタイプ。
サンバル ツールダールと筍のズッキーニ。
筍がしっかり香ります。
筍と豆の香り、筍とズッキーニの食感の近似感が面白いです。
エリセリ カボチャと白インゲン豆。
ほくほくトロリな口当たりが、他との対比でよりまろやかに感じられます。
ヨーグルトは生姜の効いた塩ヨーグルト。
あれこれ混ぜる中で、結構このヨーグルトが重要なアイテムになるのですよねえ。
ローストココナッツとの組み合わせが特によかったです。
バナナとアマレットのジェラート。
毎回の楽しみ、個性のとんがったアイスです。
今回はしっかりネットリ甘く濃厚なバナナの風味。
コリアンダーも効いていたのかな?
特に面白かったのが、トルコアイスのようにのびるアイスだったこと。
まさかの個性だったので思わず笑ってしまいました。
油断ならん。
というわけで今回も隅々まで楽しませていただきました。
とにかく食材の使い方が面白いお店なので、ミールスのように品目が多いとよりその良さを満喫できますね。
また毎週のメニュー発表を楽しみにしつつ、伺いたいと思います。