世は空前のモンブランブームでありまして。
僕も今年はかなりモンブランを食べてきましたし、何だか気持ちが盛り上がりますね。
先日なんとなく出かけたら、なんとなくモンブラン食べ歩きになってしまいまして、そのときのことを。
一軒目は日暮里駅から歩いて、谷中銀座でしょうか?
よくテレビで紹介されている下町の商店街にあります、和栗や。
こちら大物ブロガー・まっつんさんも気にされていたようですね。
店内は二人用テーブルが二つ(三つ?)とお座敷席が一つ。
平日の午前中ながらテーブルは全て埋まっており、お座敷で相席となりました。
モンブランを注文するのはもちろんですが、その他のお菓子も美味しそうです。
ドリンクもほうじ茶、ほうじ茶ラテがあり、モンブランによく合いそうでしたが注文せず。
ドリンクは頼めばよかったと少し後悔しているくらいです。
注文してから作るというモンブランは確かに少し待たされます。
しかし落ち着いた雰囲気のお店ですので水を飲みながらのほほんと過ごせました。
ドリンクを注文していたら、なおのほほんでしょう。
栗薫モンブラン(650円)。
ややお高めです。
スプーンが芸術的でしたが、モンブランを食べるのに結構向いているようなそうでもないような、
不思議な使い心地でしたw
供されるときに、
「当店のモンブランはお酒、香料は一切使用していませんので、栗そのものの味を楽しめます」
とスラスラと説明されます。
二種類の和栗のペーストを楽しめるという触れ込み。
蒸栗と渋皮栗のペーストの間には生クリームの層があり、
小さなメレンゲとマロンダイスがコロンコロンと紛れています。
ベースになっているのも独特で、カリッと焼かれたスポンジのような感じでした。
これはなかなか美味しかったです。
断面はこんな感じですね。
一番上の蒸栗のペーストは確かにそのまんま栗な感じで、上品な栗感を味わえます。
渋皮栗のペーストは割りと甘くしてありますね。
生クリームも濃厚で美味しいです。
ただお店の前で焼き栗を実演販売されているのですが、時折その香ばしい香りが店内に充満してしまって、
その間はモンブランの風味は完全に負けてしまってよく味が分からない感じで残念でしたw
これはテイクアウトにするべきかとも思いましたが、
モンブランだけは持ち帰りできないのだそうで。
これは和栗系というより、もはや和菓子系ですね。
「モンブラン」というからにはもっとマロンペーストを味わいたい気もしました。特に蒸栗が美味しかったので。
まああの短時間で仕上げるにはこの形がいいのかもしれません。
「和栗や」というだけあって美味しい和栗のペーストに出会えました。