去年から都内有名ケーキ店を巡るようになった僕ですが、一度は母を連れて行ってみようと思っておりまして。
なんとなくこの日朝から母がその気になったので行くことに。
いざ行くと決まると、どのお店にするか悩みに悩んだのですが、結局こちらへ。
六本木のミッドタウンにある店舗です。
こちらは目の前で仕上げてくれるライブデセールが売りのお店ですね。
正直ライブデセールよりテイクアウト用のケーキの方が印象がいいので微妙な感じもしたのですが、まあ一生に一度の都内ケーキ店訪問になるかもしれない母ですのでここが面白いかな、と。
テイクアウト用のケーキなら僕が買って帰りますしw
11時の開店アタックでしたがイートインの先客は3名。
テイクアウト用のショーケースの前にも、ケーキがよく見えないほどの数のお客さんが。
平日なんですけどね・・・みなさん暇でw
注文は意外にスムーズに決定。
母に小声で、飲み物は頼んではいけないことを伝えましたw
まずはアヴァンデセール、とうもろこしの冷製スープ。
とうもろこしの甘さが感じられる半面塩気も効いています。
表面には甘い生クリーム、ナッツを砕いたものが浮かべられていて味に変化が付きます。
目の前で作られる他の方の注文されたデザートを見ながら待ちます。
いやいやどれも美味しそうですな。
というか、他の方のを目の前で作られると色々食べたくなってしまう・・・w
![](http://blog-imgs-98.fc2.com/t/o/r/torutorusantochan/blog_import_5851f7f594b30.jpeg)
こちらは母の注文したラ・ゴルゴンゾーラ・ピスターシュ(1300円)。
スペシャリテですからね、僕も初訪問のときはこれでした。
一口もらいましたが、やはりインパクトがあります。
食べたことがあってもインパクトの強さは衰えません。
温められたビスキュイの塩気、ゴルゴンゾーラのアイスは万人ウケなどどこ吹く風というようなチーズの風味。
ピスタチオのソースもさすがですね。
僕の注文は、スフレ・ア・ラ・パタート・ドゥース(1200円)。
ほうじ茶蜜の中にさつまいもの甘露煮を入れた和風のスフレ、とのこと。
もちろん熱々で提供されます。
奥にあるのはほうじ茶のソース。
まずは一口そのままで食べてから、ソースをかけてくださいと言われました。
オーブンでの焼き時間の関係で母のものと2分半ほどの時間差で提供されました。
まだ空いている時間ですし、同時に提供できるように調整して温めてくれてもいい気がしますが・・・。
さすがスフレなだけあって、オーブンから取り出した後はサッと粉糖を振って素早く提供されます。
この作業は他のどのデザートよりも俊敏でしたね。
スプーンを入れるとまずはほうじ茶のスフレ生地です。
黒糖のようなコクがありますが、ほうじ茶の香りはそれほど感じられず。
しかしやはり熱々シュワシュワの食感はいいですね。
底の方に何やら見えますね。
ゴソゴソと写真をいい角度で撮ろうと器を触ったらめちゃめちゃ熱かったという・・・w
底にはたっぷりのカスタードクリームとさつまいもの甘露煮が。
スフレ生地、カスタードクリームは甘さ控えめで大人な味わいだったのですが、この甘露煮が甘い。
スイーツのアクセントといえば、酸味や塩気であることが一般的だと思いますが、こちらは全体が甘くない分甘露煮の「甘さ」がアクセントになっていました。
かなり甘いのでちょっときつく感じたりもしますが、ねっとり濃厚なカスタードと絡めて食べるとまったりした食感もよく美味しかったです。
今回はイートインのデザートもかなり満足できました。
一緒に行った母がとても楽しんでいたことも一因かもしれません。
やっぱり楽しんでいる人がいるとこちらも楽しくなりますからね。
楽しいと美味しいです。
その辺がライブの醍醐味かもしれませんね。
また次回はモンブランの時期にでもw