7月20日(日)、横浜では母とおでかけしたり、夕飯の支度をしたり、そこそこおしゃべりもできて楽しく過ごすことができました。
地元も変わっていたりそのままだったり、色々でたまに帰ると面白いですね。
戸塚のパン屋さんも結構食べましたが、今回は特にハマらずでした。
埼玉へ帰る途中品川駅で下車。
久々にエキュート品川のパン屋さんを巡ってみることに。
前からエキナカのレベルの高さに驚かされてきましたが、また一段と美味しくなっていましたよー。
改札を出てアトレ品川の中にあるシティーベーカリーにも行ってみました。
広尾店と合わせると2度目の訪問。
プレッツェルクロワッサン(310円)。
名物のこちら、生地の甘みとまぶした塩ッ気で「味付け」されたクロワッサンですが、センスのよい濃厚さですね。
食感もざっくりなところとモチモチなところと、ツボを押さえてあります。
ホールウィートクロワッサン(270円)。
こちらは塩気の要素がない分食べやすいと取るか単調と取るか。
これだけで食べたり料理と合わせたり、はたまたサンドにしたり、用途によって食べ分けるのがいいかもしれません。
フレンチトースト(440円)。
甘いフレンチトーストで、間にはベーコンとクリームチーズをサンド。
粉糖がかかっていることも考えると、アパレイユ自体はかなり甘さ控えめなのかもしれません。
ほんのりの甘さのフレンチトーストの中に「モーニングのベーコン」っぽいグリルされたベーコン。
実際どうだか分かりませんが、なんだか「アメリカ人の朝食」っぽいなーと感じてしまう一品でした。
続いて白金高輪に移動して「セイジアサクラ」でパンを。
チーズカレー(329円)。
雑誌「おとなの週末」でカレーパンランキング1位に選ばれたこともある人気のパン。
ようやく雑誌記事の掲示などはやめられたようでしたが、人気は衰えていなさそうです。
グリュイエルチーズ入りで濃厚さを加えた一品。
ここのフランスパン生地系のお惣菜パンは結構種類が豊富なのですけど、8割方の説明に「グリュイエルチーズ入り」と書かれていたような気がします。
スパイシーさなんかでは物足りない気もしますが、チーズでとても濃厚に感じられるのですよね。
個人的には1位には選ばないですけど、人気なのは分かります。
ゴルゴンゾーラのクロックムッシュ(513円)。
全体がブヨンブヨンにふやけていて、個人的にはたまらん食感。
そしてゴルゴンゾーラが驚くほどたっぷり。
というかこの量でこの値段は赤字な気がするので、もしかしたら他のチーズも合わせてあるのかもしれません。
でもそんなケチっぽさは微塵も感じさせないゴルゴンゾーラ!濃い!濃い!!
やっぱり全部ゴルゴンゾーラなのかなー♪
クリームパン(151円)。
確かゆず酵母で仕込んであるとかで、オレンジカスタードクリームを使っているとも思えるような爽やかなクリームパンです。
破れてぐじゃぐじゃになってしまいそうなほど薄皮でやわやわでした。
個人的には好みです。
ごぼうサラダのフォカッチャサンド(308円)。
トーストされたフォカッチャでこだわったささがきのごぼうサラダをサンド。
フォカッチャは再び冷めてしまった状態ですがそれほど食感は落ちておらず。
厚みがあって食感良し、素朴な味わいも良いですね。
ただ業務用マヨネーズっぽいやたらネットリしたものが大量すぎて品がない印象を受けました。
マヨネーズが好きな人は好きなのかなー?
続いてこちらのお店から100メートルほどのところにある「パティスリー・リョーコ」へ。
一時期はよく通いましたが、ちょっと久しぶりかなあ。
シュークリーム(260円)。
生ケーキ、焼き菓子も有名なものは色々ありますが、これも大人気商品ですね。
注文を受けてからクリームを詰めます。
詰め過ぎ・・・(笑)。
溢れています。
優しさなのか、豪快さなのか、ただ詰めるのに失敗したのか・・・(笑)。
カリッカリのチュイルのような生地を被せてあって食感がいいのはもちろん、香ばしい甘みを纏ったバターが香る香る、香り広がる。
ミルキーなカスタードクリームもバニラの香りを漂わせながらのっぺりと口の中に広がっていく濃厚さ。
「美味しいシュークリームを教えて!」と聞かれたら僕はここをおすすめすることにしています。
ただ、買ってすぐ食べて欲しいのでそういう意味でハードルは高めかもしれません。
桃のタルト(310円)。
生ケーキも気になりましたが、これのビジュアルがずば抜けて魅力的だったのでこちらに。
すごく丁寧に持ち上げないとふにゃふにゃと真ん中で折れてしまいます。
ゆるゆるのカスタードクリームとアーモンドクリーム。
コクのある風味の強いクリームで甘さもしっかり。
桃の甘い風味はクリームに溶けだして、果実自体はほのかな酸味だけを湛えます。
絶品!これも安い!
フィナンシェキャラメル(左)(220円)、フィナンシェ(右)(200円)。
記憶よりも表面がカリッとしていませんでしたが、全体の弾力とバター風味の強さは秀逸も秀逸。
キャラメルの方のガツンと効いた塩気もインパクト大。
まるで、塩フィナンシェにキャラメルの風味を添えているようです。
こちらの生ケーキはとにかく持ち運びにくいのが難点。
ゆるゆるのクリームやムースで構成されているので、崩れたが最後、もうちゃんと味わえない、というものが多いのですよね。
それでも挑戦したくなる魅力の強さがあります。
美味しかったです。