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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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麻布十番の「薮原十区」で目鯛の塩焼き。

続いてはランチ。
ちなみにこれは8月24日(土)のお話です。
 
やってきたのは麻布十番にあるこだわりの焼き魚をいただけるお店、薮原十区。
相変わらず飲食店には到底見えない外観のお店に、かなり腕力を要する引き戸を開いて入ります。
 
昨年末に伺って以来2度目の訪問。
こちらのサンマが絶品と聞いていたのでずっと狙っていたのですよね。
ただそのサンマが非常にレアで、年に1週間ほど出すかどうかの代物で、大抵8月中には終わってしまうそうです。
 
前回は奥様らしき女性と2人で切り盛りされていましたが、今回はご主人おひとり。
口頭で伝えられたこの日のメニューは1000円の塩鮭、1500円の目鯛、時鮭、2000円の黒むつの醤油漬け。
サンマはまだよくないので仕入れていないそうです。
 
「塩鮭は外国産なので味がないです。」「時鮭、黒むつは時期ではないです。」「目鯛がいいでしょうね。」といった説明をされたので素直に目鯛を注文しました。
 

こまめに継ぎ足してくれる美味しいお茶。
暑い日だったので冷たいお茶が嬉しかったです。
 

10分ほどで到着。
せっかくなので焼きたてのうちにいただきたいですが、このタイミングでお手拭きが出て来たのでまずは手を拭きましょう。
 
ごはんはやや水分の多い炊き上がり。
 

目鯛はこちら。
複数回(2回?)様子を見ながら返して焼かれていました。
 
かなり脂を落としていたのでどう仕上がるのか不安になるほどでしたが、まずは皮目のパリッパリさに驚きました。
お箸でパキンと折れます。
 
身質はやはり脂が抜けている印象ですが、パサついてはおらずふわっとほどけながら旨みを含んだ水分が口に広がります。
 

茄子はほんのり油を感じたので、揚げびたしだったように思います。
 

こちらの名物の一つ、キャベツ、エノキ、しめじ、たまねぎとモリモリ具だくさんのお味噌汁。
料理を出した後に満を持して運ばれてくる辺り、熱々で食べてもらいたいというご主人のこだわりが垣間見えます。
 
ちなみにこの日は僕以外にもサンマ目当てでいらっしゃるお客さんが多かったようです。
ご主人曰く「今日初めてサンマを買ってみました。夜に常連さんに出してみてダメだったら今年はサンマはやりません。」とのこと。
 
待ち望んでいたサンマがいただけないとなると残念ですがこだわりが嬉しいお店ですからね。
いただけることを祈るばかりです。

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