都立大学まで移動して今年2013年5月オープンのお店へ。
トシ・オーク―・デュ・パン。
パリで修行したご主人が目黒通り沿いに開いたお店。
パン屋さんの美味しいバゲットを気軽に食べられるパリのようなお店です。
ドゥミ・バゲット(105円)。
焼きたてで味わっていただきたいので少量ずつ焼いています、とのことでしたが、これは最後の一本だったので焼きたてほやほやというわけではありませんでした。
表面の焼き色は浅め。
カシュッと優しいクラストの中にしっとりもっちりのクラム。
肌色というか灰色というか、ほんのり色味があります。
ギュッと詰まっているわりに噛みきりやすく、とても食べやすい食感に仕上がっていました。
味わいも小麦粉の香りがプンプンするのもパリのバゲットを思い出す感じ。
ちょっと塩や砂糖でパリの味に近づけている感もありましたが、いやらしくなくとても美味しくいただけました。
バゲットを使ったサンドも人気なようですが、このときは魅力的なものがなかったので買いませんでした。
でも買えばよかったなーと後悔しています。
クロワッサン(168円)。
てっぺんはしっかりめな焼き色ですが、全体的には淡い色。
短時間に高温で焼き上げたのでしょうか。
やや小振りながら巻き込みがとても綺麗で、端っこのキュッとした締まりもキュートです。
表面はパリパリッと軽い食感で中はやや黄色くバターの色づき、とてもよく香ります。
シンプルで美味しいクロワッサンでした。
クイニーアマン(252円)。
キャラメリゼがとても分厚いです。
こちらも小振りです。
こちらはかなりしっかり焼いてある印象。
ちょっとバサバサした食感でしたが、口の中で段々とバターが浸み出しキャラメリゼが溶け出して濃厚な味わいが広がります。
クイニーアマンを食べるときは中心部のシロップ浸み浸みの部分が楽しみの一つなのですが、それがないものも多いみたいで、最近そういう意味ではハズレが多かったのですが。
こちらもハズレか・・・、と食べていたらかなり端に寄った位置にその部分がありました!
そこがまたとっても濃厚。
パサパサ?ジュワジュワ?
さっぱり?濃厚?
とかなり振れ幅の大きいクイニーアマンでした。
確かにパリっぽさを感じるお店でした。
駅からはちょっと離れていて、朝6時にオープンしているということで、地元に根付いたお店になっていくのかもしれません。
パリっぽい街になりますかね、都立大学。
やっぱりバゲットが印象に残りました。
次はサンドを食べてみたいなー。