今回の関西旅行のひとつな大きな目的は京都・北大路にあるパン屋さんに伺うことでした。
こちらのお店にあと200メートルほどと近付いたときになって都合良く雨が降り始めましたが、目指したお店はこちら。
雨の日も風の日も。
こちらのお店の造りを絶賛されている方がいらっしゃって、とても気になっていたのですよね。
開放的な透明の扉を開くと、綺麗な古民家風の店内。
カウンターの向こうに大きく開けた工場を見ることができます。
ほうほう、この感じですか。
カレーパン(150円)。
こちらも「揚げたて」の表示があったはずですが、この後に紹介するフレンチトーストだけ「焼きたてなので別の袋にしますか?」と聞かれたので、揚げたてではなかったようです。
カレーは甘みがあって食べやすいもの。
玉ねぎやジャガイモが家庭的な味を出しています。
衣は細かめでチリチリ。
スナック菓子のような、子供に好かれそうな香ばしさです。
強いインパクトはありませんが、美味しいカレーパンでした。
賀茂なすのポテトパン(180円)。
味噌だれとチーズとともに、ジャガイモを練りこんだポテトパンに乗せて焼き上げてあります。
味噌とチーズで濃厚味。
なすはシャクッとした食感でちょっとアクを感じる苦みとえぐみがある気も。
パンには珍しいので最初は違和感がありましたが、和食っぽくて悪い味ではないと思います。
クリームパン(120円)。
つるんとした見た目通り、印象に引っかかることもなく。
普通に美味しいクリームパンです。
たまごパン(160円)。
ブリオッシュ生地にカスタードクリームを詰めて、上にはマカロン生地を乗せて焼き上げてあります。
テレビで紹介されたり、一押しのパンっぽかったですがこれは普通。
食感も味もメリハリがないです。
フレンチトースト(110円)。
焼きたてで出てきたこちら、雨風食パンを使用したフレンチトーストです。
アパレイユの浸み具合は・・・意外にも表面に付けてある程度。
卵、バター、砂糖の味はしっかりするアパレイユですけどね。
そして焼きたてということもあって、食パンがめちゃくちゃ美味しいです。
しっとりした舌触りに、びよーんともいうべき伸び、もっちりの歯ごたえ。
お店のHPによると、はちみつとホイップクリームを練りこんでいるのだとか。
なるほどな舌触りでした。
カナダ産の小麦粉を使っている、という辺りが独特の弾力を生んでいるのかな?
フレンチトーストとしては冷めたらどうなるのか心配でしたが、食パンがとても美味しかったです。
デニッシュシュー(160円)。
中身はホイップ・カスタードとのことだったので、生クリームとカスタードクリームの2種使いかと思いましたが、ホイップされたカスタードが入っていました。
冷蔵棚に入っていたので、デニッシュ生地の食感はダメ。
ほどよく重みのある中のクリームとの相性はよかったですけどね。
カンパーニュ(180円)。
これは味見せず持ち帰って冷凍庫に眠らせてあります。
勇ましいですよね。
ハード系が強いお店なのかな?
今回は午後の訪問でしたが、やっぱりパン屋さんは開店時間に、遅くとも午前中のうちに行かなければだめですね。
そこが反省点。
また関西遠征の際はぜひ寄りたいと思います。