再び築地に戻って参りました。
先ほど一度フォーシーズンでお別れしたソウさん、タニグチさんと再び合流。
河岸頭でのランチに混ぜていただきます。
お店に入って少しすると、これまた先ほど一度フォーシーズンでお別れしたまいたーんさんもいらっしゃって4人でのランチに。
僕以外は3人が3人とも超常連さんでいらっしゃいます。
お店は開店と同時に満席になりましたよ。
カウンター内に1名増えた河岸頭ですが、ランチタイムのスタートはさすがにちょっと時間がかかる様子。
1つずつ丁寧に海鮮丼を盛り付けていきますからね。
「鱈チ」こと鱈チップス 。
毎週のように召し上がっているみなさんもとりあえず口に運んでしまう、河岸頭定番の「アミューズ」ですね。
特にビールに合うそうですね。
刺し盛りが登場。
中トロ、関イサキ、ツバス、〆鯖、水だこ、黒むつ、ボタンエビ、鰤、カツオ。
イサキ。
やっぱり魅力は皮目、湯引きしたこちらは海藻を思わせるクニップリッと弾力がありました。
ちょっと独特。
左奥はボタンエビの目。
今年は早い時期から良いものが出始めている鰤。
まさにこれのような、赤みが強くてサシが図太いのをよく見かける気がします。
脂が重くないのもまだ早いこの時期の特徴でしょうか。
手前はボタンエビの足。
ごちゃごちゃしていますけど、カツオ。
脂乗りはそれほどでもなくて、食感で食わす赤身。
もちもちもち。
ちょっと酸味がカツオらしい味です。
手前はボタンエビの髭。
黒むつは皮目を炙って。
想像したより脂は控えめで白身系のシコシコの歯応え。
やっぱりノドグロとは別物と考えた方がいいのかな?
淡い色の中にみっしりサシの入った中トロはカナダ産だそう。
他の魚に比べてマグロは融け始める温度が低いのかな。
さらーっと。
そしてボタンエビがしゃきーん。
つばす。
出世魚である鰤の子供。
ちゅるっとろんと、やっぱり幼さを感じさせる口当たり。
甘みもあって、ちょっと帆立に近いかも。
〆鯖。
期待せず写真も撮らずいただきましたが、驚愕の食感に慌ててソウさんの分を撮影させていただきました(笑)。
すいませんでしたー。
クリームチーズを常温で少し緩くしたような溶け方。
一番近いものを挙げるなら豆腐の味噌漬けかなあ。
食感は完全に発酵系ですが、味は酸味にしても塩気にしても甘みにしても突出したものがないのですよね。
鯖の味がちゃんとします。
どうやって仕込んだのか、ああだこうだ考えを巡らせましたがコレという結論が出ず。
結局橋本さんに直接お聞きしてみましたが、キョトンと不思議そうな顔。
河岸頭的には「普通のこと」を普通にやっているだけなのかも。
すごかったです。
そしてもう一品すごいのが登場。
クエの兜煮。
この魚としては小振りでしょうか。
色の濃い煮付けなのに黒系のお皿で、かなりダークな印象。
悪い顔してます。
とろん、ちゅるん、サクッ、もっちり。
身に皮目に、様々な食感。
そしてこのサイズの魚は味の深みが違いますね。
旨み強し。
美味しく楽しくいただけました。
みなさん、ありがとうございました。
この後みなさんと寿司大の行列をチェックした後解散。
ソウさんとちょっと散歩して、僕は日本橋で買い物をします。