この日は寿司大さんの常連さんにお誘いいただいて、みなさんと一緒に寿司大さんへ。
新年初の訪問になりますね。
元気にご挨拶して、ずらりとカウンターに並びます。
四方八方知り合いだらけの状況に、誰と会話すればいいやら、訳が分からなくなりました。
お昼だとネタケースはかなり寂しくなっていますね。
築地時代はこういう時間にお邪魔したことも結構ありましたが、随分久しぶりですねえ。
まずは穴子の肝煮。
レバーっぽいところに、プリップリ、くにっくにしたところ。
バリエーション豊かな部位を楽しめます。
ハッカクの刺身と昆布締め。
4切れに対して、わさび、もみじおろし、塩、すだちが添えられる贅沢ぶり。
こちらは昆布締め。
水分が抜けて引き締まった食感。
味わいは落ち着いた白身。
生の方は、脂がたっぷりでぷくぷくに膨らんでいます。
脂がかなりあって、インパクトとしてはこちらの方が大きかったです。
春子鯛。
寿司大さんでいただいてきた中では、やや身薄。
淡白でしたが、これはこれでこの魚らしいさっぱりとした魅力を楽しめました。
カマス。
久しぶりにいただけました。
ざらっとして肉厚な皮目がクセになります。
わさび醤油で。
玉子。
この日は温かいうちにパクパクといただきました。
ほかほか上がる湯気に、甘みが乗って鼻から抜けます。
さわら背側。
脂の乗るお腹側の方が人気はあるのですが、僕はもっぱら背中派。
脂では引けを取るはずですが、ねっとりどろり、濃厚な口どけなのですよね。
アラ汁をいただきまして。
旬の鰤。
寿司大さんの鰤はシャリを包み込むように、反対側から見ると三角形に見えるような握られ方をする大きなネタ使い。
これは何度か書いてきた表現ですが、口の中が鰤に包み込まれるような感覚です。
最後に真鯛。
ジュッと脂の滲む感覚が白身魚の王道たる風格。
こういうところですだちの香りがたまりませんね。
というわけで、久しぶりに独特の雰囲気の寿司大さんを満喫できました。
みなさん、またよろしくお願いします～！
