この日はちょこっと買い物を済ませてから浅草へ移動。
フルーツパーラー・ゴトーさんでいただきたいパフェがあったのですよね。
開店時間の5分ほど前に到着すると、行列ができていて僕は前から12番目。
ギリギリ1巡目で席に案内されましたが、店内で座ってお待ちのお客さんたちと向かい合って座るテーブル席で気まずすぎます(苦笑)。
このラインナップ!
注文は決めて来てあったのですけど、ブレるブレる。
季節メニューが多いのですよねえ。
ひとつひとつの説明書きも丁寧ですし。
レモンジュースもください!
「メロンジュースおひとつ」
レモンです!
「?」
レ・モ・ン!
「!」
というコントみたいな一連の流れの後、カウンターへ移動。
基本的にカウンターは物置として使っているのですけど、常連さんが行列に気を遣って狭いスペースでお召し上がりだったのですよ。
その方が僕のパフェが出るより前にお帰りでしたので、僕がそちらへ。
あの位置の4人がけテーブルはさすがに落ち着かなかったです(笑)。
長野産すいかのパフェ(1030円)。
これを食べたくて来たのです。
初志貫徹。
花開いています。
すいかは長野県産。
長野県産ってあまりイメージなかったなあ・・・すいかも九州から東北まで広く美味しいですよね。
水っぽくなくぱさぱさもせず、しゅっくり。
甘みと香りもさわやかな感じ。
生クリームは練乳っぽさのあるもの。
ちゃんと甘くちゃんとミルク。
この乳製品とすいかの組み合わせが気になっていたのですよ。
当然ですけど、まったくケンカすることなく、手と手を取り合ってスキップして来るような相性の良さ。
甘いクリームにすいかが負けるのでは、と心配もありましたが、違和感なく「すいかみるく」として一体となっていました。
自家製のすいかアイス。
すいかならシャーベットにするものかと思っていましたが「アイスクリーム」になって出てきました。
これ、とっても軽くてフリーズドライ食品のようにすごく空気を含んだ不思議な仕上がりでしたねえ。
冷たさをあまり感じないのですよ、不思議不思議。
この下にバニラアイス、さらにその下にすいかがまた入っていました。
すいかの甘みを消さないためか、あまり冷やしていなかったように思います。
最初は少し違和感がありましたが、すぐに慣れました。
バシッと力強くストライクゾーンに投げ込んでくる、安定感のありそうなパフェでした。
種を出さなければならないので、デートには向かないかもしれません。
僕はデートでなくてよかったです。
高知県産レモンのジュース(620円)。
ほんのりシロップで付けた甘みがレモンのビターな甘みと混じり気なく交わります。
国産のレモンって酸味と苦みの中に甘みを感じるのですよねえ。
諦めてメロンジュースに甘んじなくてよかったです。
時期的なこともあってかすごい行列が出来ていました。
店員さんもお一人増えていましたしね。
とはいえ、お店のみなさん誰一人としてお高く留まったところが微塵もなく「下町の果物屋さん」の名残を感じさせる温かいお店でした。
気になるメニューがありすぎるので、また伺うと思います。