lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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若林の「パリの空の下」でジャルジーマロン、メカジキのサンド ニース風、栗のクレープ、ブリオッシュパリジャン、マルジョレーヌ、ヴィエノワナチュール、クイニーアマン、パンオセレアル。

10月15日(木)、この週から出始めているという初物の紅玉を使った何かをいただくべくパリの空の下へ。

が、しかし紅玉系は完売していましたよ。。。
でも今回はサンド含め多少残っていたので楽しく選んでお会計をすると、4900円。
うーん♪なかなか買えたなあ♪と、ふと脇に目をやると・・・!!!

基本予約でしか販売しない商品が店売りで1台だけ出ているではないですか!

というわけで・・・



追加購入!
気になる中身は・・・


ジャルジーマロン(8000円)。
フィユテ生地で包まれているのは自家製で炊いたフランス産天然の山栗。

面積的にはティッシュ箱くらいでしょうか。
思わず重さを計ったら600g超ありました。


すごく綺麗!
そうか・・・フランス菓子の栗って、こういう・・・。


イメージに反し甘さは控えめ。
栗を使った「フランス菓子」って親の敵のようにこれでもかと砂糖を投入しているイメージがありますけど、やっぱりあれって日本で手に入るフランス栗は質の悪いものが多いからなのですよね。

ぽっくりねっとりほっくり、ああ香りいい。
ラム酒が香るのはクレームダマンドからなのかな?
栗の風味にラムの香り、アーモンドのコクを添えて、バランスを整える程度に甘さを加えてあります。

食品の関税が下がりそうな世の動きがありますが、安くなって欲しいというか、外国の「いいもの」をちゃんと輸入できるようになってほしいなあと思います。


メカジキのサンド ニース風(750円)。
たまたまこの週自分でもメカジキのサンドを作って、メカジキの脂もパンと馴染むなあと思っていたのでこれが残っているのをみつけたときはテンションが上がりました。


メカジキはぽくっと食感がよく、脂の味も濃く。
ニース風のソースはいつものマヨ系で、オレガノ、バジル、パプリカを加えてあるでしょうか。

想像以上に魚の旨味が濃いなあと思っていたら、ドライトマトを合わせてあったようです。
お味噌汁で出汁の代わりにトマトを使うなんて話も聞いたことがありますし、同じグルタミン酸を持つもの同士違和感なく旨みを増長させているのかもしれません。


栗のクレープ(850円)。
栗の粉を使ったクレープ生地にマロンクリームを塗って巻いてあります。
冷めてもふくよかな生地。


ほんのり栗色(?)の生地は、そば粉と比べるとクセがなくまろやか。
やや厚めですが、重すぎないぷるるんという食感に少しコシが入った感じ。


少し裂けてしまっていたのでそこからマロンクリームを撮影。
フルーティーな香りはラム!かと思ったのですけど、過去の情報をネットで探すとオレンジの香りを付けていたこともあるようです。
今回もそれだったのかな?

フランス栗というとラムの香りという先入観があるのでしょうねえ。
まあ美味しければ問題ないといえば問題ないという気がしなくもないのですけど、作り手の試行錯誤を思うとその辺に気付けないのがもどかしい・・・。

ここからは定番ものを。
この日は色々買えたのです。


マルジョレーヌ(左)(250円)、ブリオッシュパリジャン(右)(250円)。
どちらもブリオッシュ生地で、マルジョレーヌはオレンジのコンフィが入った貝殻型、ブリオッシュパリジャンはテット(僧侶の頭)形。


鮮やかな黄色はパリの空の下の外観を思わせます。

日本のブリオッシュはパリのものと生地が違う、と嘆くシェフが「パリと同じか、もう少し美味しく出来ています」と言い切るブリオッシュ、ブリオッシュパリジャン。
この軽さ、この香り。


ヴィエノワナチュール(左)(350円)、クイニーアマン(右)(350円)。

ヴィエノワナチュールはしっとりねっとり、ミルキーなバターの香りに加えて小麦粉の風味がしっかり味わえるのがこの生地のいいところ。
クイニーアマンはシャリリとバニラシュガーが涼やかに口の中で融けていきます。


パンオセレアル(650円)。
プチプチと雑穀の食感の楽しいパンです。
これ、他店の雑穀パンとは全く別物です。
食感といい、一粒一粒の香ばしさといい、ビビッとくる美味しさ。

今年出会ったパンの中で1番ハマっているのはこれかもしれません。

クロワッサン1つでも残っていたら満足・・・と自分に言い聞かせる日々が続いていましたが、やっぱりこうして色々買えると嬉しいですね。
また来なくては!

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