2月6日(土)、前週土曜は築地に来られなかったのでちょっと久しぶりな心持ちで土曜の築地へ。
変化球は使わずにまっすぐ高はしさんへ並びます。
8時前にシャッターが開いて、1周目で店内へ。
月曜にご一緒できなかったお2人と並んだ席に座ります。
それぞれに注文を済ませまして。
かぼちゃ煮。
ちょうど1年前くらいにいただいて以来かもしれませんが、大分雰囲気が違いますねえ。
かぼちゃはモノ自体にかなり幅があるそうで。
ねっとりとした舌触りで濃厚な甘み。
毎年特定の時期に流行る「かぼちゃスイーツ」みたいな薄っぺらい味ではなく、これぞ真のかぼちゃスイーツですね。
透明感のある輝きがたまりません。
これはまた頼みましょう。
地きんめ塩焼き(2000円)。
1度はいただいてみたいと思いつつ、きんめがある日は結局煮付けを食べたくなってしまっていたので塩焼きは初めてです。
振り返ってみると1回目に煮付けを食べて、2回目から3回連続でそんな調子で煮付けばかりいただいていました(^^;)
やや!思ったよりも数段魅力的なビジュアル、香り。
ちょっと甲殻類にも近い香ばしさです。
尻尾の辺りはカリッと。
本当にカリッカリでサクッサクで、スナック菓子のように揚げ物のように。
脂は結構表面に浮き出てしまっているのですけど、抜け過ぎた感じのないジューシー感を味わうことができます。
裏返すと皮目はこんな。
煮付けに比べると鮮やかさを失いますけど、これもパリッパリで皮下の脂を力にして食感、味わいは芸術的な仕上がり。
干物のように旨みの濃縮した感じの脂がいいですねえ。
煮付けに比べると「きんめ」の個性は弱いかもしれませんが、「白身」の旨みが力を増したようなビビッドな味わいでした。
いやいや、今回ようやくいただくことができましたが、やっぱりこちらもよかったですねえ。
やっぱり個人的には煮付けの方に軍配が上がりますけど、選択肢としては大いにアリな1品でした。
またいつか。