10月22日(土)、この日は用事があるので早めに撤退する予定ですがいつも通り朝は高はしさんへ。
表のメニューには予告されていた魚が書かれていなかったので、万一のときの第2候補など考えつつ開店を待ちます。
時間になってお店に入ると、例の魚が書いてありました♪
いつも恒例のカウンターの写真ですが、何だか違和感があると思ったらまだお茶が出る前でしたね。
地きんめ煮付け(2000円)。
予告では「シモ」となっていましたが「カマ」が残っていたようです。
高はしさんできんめシモの煮付けはいただいたことがなかったのでちょっと楽しみにしてはいたのですけど、この鮮やかにギラつくカマを前にしたら文句ひとつございません!
ちゅるっと皮下にゼラチン質を纏った皮目を剥がすと、この辺りは筋肉質で・・・
こんな!
食感も味も強い部位ですね。
煮汁に負けない魚の旨みが印象的。
そして朝の澄んだ高はしさんの煮汁は、もちろんどの魚とも噛み合っていますが、特にきんめの味とは一体感があるように感じられます。
きんめの甘みと旨みをデフォルメしたような味の広がりになるのですよ。
こうしてごっそり身を外すと、内から脂の吹き溢れる・・・
この辺りは旨みや香りより、脂の甘みが勝って感じられます。
きんめって脂の甘みと身の香りと、それぞれの「きんめらしさ」がある気がしていますが、このカマの部位だとより一層その特徴を満喫することができる気がします。
食べ終えてみると煮汁には結構脂が浮いていました。
重たさは全くなかったので意外でしたが、なかなかの脂乗りだったのですね。
すっかりこの数年で値段が上がって高止まりしてしまって、高はしさんでも登場頻度は減ったきんめですが、出ているときは逃さずいただいておきたいメニューですね。
大満足でした!
ごちそうさまでした!