3月30日(水)、この日は特にお目当てなくパリの空の下へ。
逆に言うと「あるもの全てがお目当て」です(笑)。
この日は19時半頃の到着で、個人的にはやや早めに着いた感じ。
しかし15人ほど並んでいたので。30分ほど待って入店。
結局またしても先週に続き「全部ください」状態になりました。
タルトオランジェ(700円)。
シェフのブログによると、甘みのオランジェドゥースに苦みのオレンジェアメールをブレンドして使われているそう。
タルトフレーズに次いで箱を開けたときの香りが濃厚でした。
重厚な甘みに苦みが食い込んできているようなクレームオランジェ、甘みと苦みの一体感があります。
あとに残る香りは柑橘らしいさわやかなもの。
東京ドーム何個分のオレンジ感なのでしょう。
肉付けされたような増強されたオレンジの香りに、こちらはすっかり骨抜きになります。
タルトの火入れは浅めでしょうか。
ホロッと崩れてしっとり溶けます。
粉の味とバターの味が一進一退。
拮抗しながらバランスを保っているような仕上がりでした。
次はまた来年でしょうか。
タルトオランジェは他にも数種のバリエーションがあるようですが、僕は前回もこれでした。
他のも全部いただいてみたいですし、これもまたいただきたいです(^^)
クロワッサン(400円)もありったけ購入。
といっても2個だけですけど(^^;)
僕としては上手に持って帰って来られた方です。
綺麗に持ち帰って綺麗にリベイクして、お皿に落ちた欠片ひとつ残さず綺麗にいただきます。
この日はお店に並んでいるときから巻きが緩そうに見えましたが、こうして見ると芯の方に詰まっていたと言った方が表現は正しいかもしれません。
この厚めにまとまった層がハイライト、これこれ、これですよ。
ヴィエノワショコラ(350円)。
久しぶりに残っていたので購入できました。
ショコラ系をいただくのがそもそも久しぶり。
バターと小麦粉、卵の出す甘みを前にして、ショコラは酸味や辛みのヒヤッとしたパーツとして一役買っています。
定番系、季節物、その日のスペシャル。
思うように伺うことができずもどかしく過ごしていますが、ひとつでも多くいただけるようにまた頑張ります!