lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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国分寺の「茂右衛門」で抹茶とホワイトチョコレートのテリーヌ、パタト・ドゥース、ババ・プール・ニコラ、タルトアンジャン、タルト・マカロン。

続いて脈絡のない移動ですが、国分寺の「洋菓子舗 茂右衛門」さんへ。

 

今の店舗での営業は3月いっぱいで、移転されると伺っていたのですよね。

この日確認したところによると、東大和市の方に移るそう。

ちょっと遠くはなりますが、通えない距離ではなかったのでひと安心できました。

 

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まずはこの3種。

シンプルな形、独特な色味はこちらのお菓子らしい色気がムンムン。

 

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抹茶とホワイトチョコレートのテリーヌ。

抹茶とホワイトチョコレートのムースリーヌ、パイナップル、ラムレーズン、ドレンチェリー、アヴサン。

 

なんといっても抹茶の緑にインパクトがあります。

 

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練り羊羹のように、かなりネッチリ重たい食感なのが意外。

抹茶とホワイトチョコの香りがズシッとくる一方で、ラムレーズン、ドレンチェリー、パイナップルが鋭い香りを放ちます。

 

想像を裏切る方向に味わいの延びる1品でした。

 

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パタト・ドゥース。

さつまいものガナッシュ、さつまいものクレーム・ムースリーヌ、さつまいものビスキュイ、オレンジフラワーウォーター、オレンジリキュール、マール酒、リカール。

 

ここまでさつまいも推しのフランス菓子というのも珍しいですね。

 

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オレンジウォーターの効いたムースリーヌは、さつまいもにフルーティーな酸味が加わってバナナっぽい南国の香りに。

 

さつまいものガナッシュがホクホク。

 

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ババ・プール・ニコラ。

チョコレートのサヴァラン、パッションフルーツのシヴーストウリーム、カシスのコンポート、パッションフルーツのリキュール。

 

リキュールがジュクジュクに浸みているので、受け皿にひたひたにあふれ出ていました。

中に隠れたカシスは、ただすっぱいだけではない苦みや旨みのある味わい。

 

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生地っぽくないぷるるんという弾力。

パッションフルーツのシブーストの破壊力がまた凄まじいですねえ。

 

生地に浸みたリキュールも相俟って、ショコラの風味に対して、パッションフルーツの香りが負けない膨らみ方をします。

 

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続いて焼き込み系のお菓子も。

 

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タルト・アンジャン。

ココナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、杏子、シナモン、ハチミツ、カルダモン。

 インドの伝統菓子をアレンジしたそう。

 

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ココナッツがギュッと詰まって、ほぐれながらシャリシャリ。

 

杏子のジャムはネッチリ。

スパイスの甘い香りも加わって個性的な香り。

 

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タルト・マカロン。

マカロン生地のタルト、中にカシスのジャム。

 

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外はさっくり、中はもっちりした生地はアーモンドの風味なのですけど、食感の影響もあって、大根もちっぽいデンプン質の甘みも感じる気がします。

 

どのお菓子も甲乙つけがたく鮮烈なインパクトがありました。

 

移転までにまた伺えたらいいなと思いながらごちそう様でした!

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