寿司大さんを出て2軒目は高はしさんへ流れます。
お馴染みのみなさんも続々「2軒目として」高はしさんに集まっていらっしゃいます。
シャッターが開いて店内へ。
左から右へ品札を見回しまして、めぼしいものめぼしいものはっと・・・
久しぶりに高はしさんのネギトロをいただきましょう。
「注文はお決まりですか?」
はい!ネギトロと鮎で!
店内は知った顔ばかりで、3代目を中心に笑いの絶えない盛り上がり。
「知った顔ばかり」でなくてもそれほど変わりないですけどね。
蓼酢。
蓼の葉をすり鉢であたって酢にご覧の緑色を付けています。
粘度を出すためにごはんも一緒に擦ったりするそう。
自家製の蓼酢なんていうのもいただいてみたいですね。
生本まぐろネギトロ(1000円)。
先日の鮨はしもとさんに続いてこちらも境港。
調子がいいのかな?
脂の多いとこがたっぷり使われていて、まろやかでクリーミー。
ネギトロはもともと「身をねぎり取る」ところに名前の由来があるので、必ずしも葱はなくてはならないわけではないのですけど、この積極的にさわやかな推しの強い薬味がよく合いますよね。
赤身のぶりっとしたところも入っていて、食感も香りもいいアクセントに。
旋網でしたが、質の悪い香りは寸分も感じない上品なまぐろでした。
食べ終わる頃にちょうどメインが登場。
鮎塩焼き(1000円)。
もちろん天然ではなく養殖ですから年中獲れる鮎のはずですが、ちゃんと毎週大きくなっていくところに季節感を感じることができるのが興味深いです。
確か産地も少しずつ変わっているはず。
「ああん?御託はいいから食えよ。」
は、はい!いただきます!
ちょっとふっくらした気はしますが、友達だったらまだ気を遣って「太った?」とは聞かない程度。
いきなり頂上に登ってしまってはあとは下る一方ですからね。
一段一段大事に上がっていきましょう。
肝の脂がまだ少ないのですよね。
これがピークになると腹いっぱいに詰まって、あっま~~い濃厚な味わいになるのですよ。
まだまだ体脂肪率低め、内臓脂肪少なめな健康体の鮎でしたが、もちろん既に「片鱗」は漂わせています。
また次回を楽しみにします。