米花さんの次は久しぶりに八千代さんへ。
いい時期のカキフライをいただいておきたいと思っていたのですよ。
火・木・土のチャーシューエッグのある日だと誘惑に負けてしまいそうなので、それ以外の曜日を狙っていたのですよ(この日は水曜日)。
とはいえ八千代さんはチャーシューエッグ以外にも魅力的なメニューの数々が壁中を埋め尽くしているのですよね。
カキフライカキフライ・・・と頭の中で唱えながら邪念を振り払うように・・・、
カキ・アジ・ホタテフライ(1800円)!邪念!
注文を伝えた直後こそ邪念に負けた自分の弱さに打ちひしがれましたが、いざ目の前に出されたら「よくやった自分!」と。
「理性の"殻"を破ったね!牡蠣だけにね!」
と思うことにしました。
カキフライは4つ。
サイズは中の上くらい。
ホタテフライ。
地味ですが、八千代さんのは絶品なので定食を頼むときにはぜひとも付けておきたいところ。
アジフライは時期の関係もあってかサイズは小さめ。
でもこれも八千代さんでは外せないメニューなのですよね。
合間合間でいただきたいコールスローも忘れずに。
ここから浸み出た水分がマヨドレッシングのようになって皿伝いに衣を侵食しますが、そちらは好みに合わせて楽しみましょう。
個人的にはこれはこれで美味しくなると思っています。
まずはホタテから!
中心部に向けてほんのり透明感を残した火入れ。
旨みもしっかりしていますが、八千代さんの味濃い衣の対極で甘みがじゅんわり。
アジフライは、小振りではありましたがこちらも香りのしっかり主張した鯵。
皮目の味、血合いの味、身の味がはっきりと分かる、フライの鯵。
もちろんトリはこの日のメイン、カキフライです。
胴回りはなかなかあるようで、ちょっと箸で持つのに苦労しました。
ちゅるんとレアな仕上がり、ジューシーでみずみずしい牡蠣がこんにちは。
やはりこちらも衣の風味が強くて、牡蠣の香りは若干飲み込まれてしまっている感じ。
とはいえ何といっても八千代さんの衣が絶品なので、フライ料理として唯一無二、他を寄せ付けない魅力がありますね。
いやいや、お目当てのカキフライを(も?)食べられて大満足でした。
次回は自分に素直にチャーシューエッグをいただこうと思います!
ごちそうさまでした!