この日は前々日のグリル佐久良さんに続いて、かなーり久しぶりに"いつものお2人"と3人揃い踏み、
テーブル席で水入らずでご一緒することができました・・・
と思っていたら、さらにひとり、ふたりと見知った方がいらっしゃって、同窓会のような雰囲気に(笑)。
「今日は何なんスか?」とお店の方もたじたじ。
誰と示しを合わせるでもなく、小田保さんの料理を求めてそれぞれが足を運んだ結果ですよね。
この日の注文はホワイトボードの「本日のおすすめ」から・・・
サワラバター(700円)。
せっかく寒さに耐える季節のうちは、寒い季節の恩恵を味わっておかなくてはね!
ということで、冬のうちの寒鰆をいただくことに。
前回いただいたときとは部位が違ってかなり違うビジュアル。
1度いただいたメニューだからといって油断してはいけませんね。
尻尾に近い側かと思いますが、面積の広い皮目と、そこへたっぷり絡んだバターソースが魅力的です。
でも寒鰆ということもあって、どうやらこの脂の中には内からにじみ出てきたものも多く含まれていそうな香ばしさなのですよね。
「これすごい美味しそうだよね!脂もすごく乗ってたんですよ!」とお店のお兄さん。
"いい注文したね"と褒められているような気持ちになって、ふふふ、ちょっと鼻高々、いい気分です♪
尻尾側にしては厚みもあって、しっとりとろける身の内側にはジューシーな脂がたっぷり蓄えられていました。
少しふんわり、すごくしっとりした身質で、舌の上に強めの旨みを残していってくれます。
今回は狙っていたメニューに見事めぐり会うことができて大満足でした。
小田保さんは、レギュラーメニューが豊富で、そのどれもが魅力的でありながら、その日限りの限定メニューも外せないという、
どこまでも悩ましいお店だということを改めて思い知らされました。
次は何をいただこうか、幸せな難題に頭を悩ませながら、ごちそうさまでした!