3月18日(土)、先日の火曜日に小田保さんで桜マスが始まっているのを見かけました。
週末もあれば・・・と思って、この日伺ってみましたが売り切れてしまったとのこと。
というわけでこの日のメニューを確認して注文を決め直しました。
幸い気になっているメニューはたくさんありますから、ほとんど迷わずに決まります。
店内は満席だった上に、料理はあまり出ていないタイミングだったので、結構待った気がします。
シャケバター。
最近の訪問時は毎回候補に挙げていたメニューでしたが、ようやく注文に至りました。
桜マスが始まったタイミングとあって、上手くいけば短いスパンで「食べ比べ」ができるかもしれません。
本当はシャケフライをお願いしたのですけど、バター焼きで出てきてしまったのでそのままいただくことに。
混雑していましたし、仕方ないですね。
というか、カリカリの皮目と濃厚なバターソースを前にして、さらにその香りに包まれてしまったら、
「フライが食べたいんです!」なんて口がシャケても言えませんでしたね。
平たい切り身で、どこを取っても満遍なくバターソースが絡んでいます。
特に薄いところはカリッカリ、少し厚みのあるところはしっかりと脂を蓄えているので、
味のバランスを考えてタルタルを絡めながらいただきます。
これは少し厚みのあるところ。
箸で持ち上げると、内側からシャケの脂がぽたぽたと垂れます。
ここはカリッカリのところ。
もはや魚の身を食べている気がしない食感です。
旨みはもちろんギュギュっと詰まって、濃厚な食べ応えがあります。
「魚」というより「肴」といったところでしょうか。
今回はホワイトボードメニューがことごとく売り切れてしまっていましたが、
かえってそのおかげで未食だったレギュラーメニューをいただくことができました。
こういう日、大事です。