10月11日(木)に開場した豊洲市場。
僕も週末に行ってまいりました。
更新の遅いことに定評のある当ブログですので、先に雰囲気だけでもお伝えできればとダイジェスト的にまとめさせていただきます。
公共交通機関のアクセスは新橋から出ているバスと、ゆりかもめ。
この日は私的交通機関というか簡単にいうと築地から歩いて行ってみました、はい。
勝鬨橋。
晴海通りをずーっと、まっすぐ。
途中で晴海通り自体が左にぽっきり折れてしまいますが、進路は揺るがずまっすぐ有明通りに舞台を替えて、まっすぐ、まっすぐ。
右前方にうっすらと、それが見えてきます。
大橋を渡りきったら最初の交差点で右折。
ゆりかもめの市場前駅を通り過ぎたら、すぐそこはもう…
豊洲市場です。
築地(新富町駅)から有楽町線で豊洲へ、豊洲からゆりかもめで市場へ、というコースにすると25分くらいかかりましたが、歩きだと大体35分でした。
ゆりかもめの方が早いは早いのですが、歩くのも気持ちがよかったです。
季節にもよりそうですけどね!
まずは水産仲卸棟へ。
ゆりかもめの駅から出る連絡通路を使って、屋根のある下を直接飲食エリアの3階に飛び込むことができます。
寿司大さんは暖簾を幅広に新調。
オープン前はシャッターで看板も隠れてしまうので、ガムテープが目印。
黒光りする付け台になっていて、ネタケースの青と赤のライトを反射してキラキラ。
これを避けると、天井のダウンライトが写り込む配置になっていました。
これは逆手に取って「インスタ映え~」「映え映え~~」と盛り上げていきましょう。
基本的には照明がとても明るくなって、写真自体はすごくきれいに撮れるようになっています。
どこの博物館かという迫力ですが、米花さんの店内です。
店主さんのお友達に職人さんがいらっしゃって、プロの本物の仕事だそうです。
逸話もございましたが、それはお店で聞かれるとよいかも。
現在は仕入れが落ち着かないこともあって、鰻と鶏だけの営業。
築地の終盤に鶏をいただかなかったので、この日は鶏をお願いしました。
新しく増えた小皿は、お新香を食べ終えると一服できそうな形。
長細いものを置けそうなくぼみが付いています。
しかし館内は禁煙。
飲食エリアは目立つところに比較的ゆったりした喫煙所が用意されていました。
小田保さんの暖簾は築地の趣をはっきり残したもの。
お皿も変わらず。
メニューも基本的には変わらず。
ひとつだけ、カツサンドが増えたことを除けば…!
築地の最終日は混迷を極めた吉野家さん。
復活した豊洲でもお馴染みの暖簾。
「牛丼専門」という肩書きがまぶしいです。
寿司大さんもじわじわと並び始め。
この椅子に座れる人数だけが並べるのだとか何とか。
多分まだ正式には決まっていないような気もします。
そのときそのとき、お店の方の指示に従いましょう。
喫茶岩田さん。
店員さんが少し入れ替わったかな?
センリ軒さん。
スタッフが増えたような。
水産仲卸棟の飲食エリアには他にあんこうや高はし、うなぎの福せん、洋食の禄明軒、お寿司の晶、岩佐寿司、鮨文、弁富、山はら、寿司勢、磯寿司、和食の粋のや(旧かとう)、大江戸、仲家、鶏料理の鳥藤、中華のふぢの、カレーの中栄が入っています。
買い物に移動する途中、すき間から見下ろせた水産仲卸。
ターレがビューン。
ここは管理棟。
みずほ銀行と郵便局が入っている点は重要ポイントのひとつです。
安心して買いすぎ、食べすぎましょう。
振り返ると飲食店の並び。
トミーナさんは11月オープン。
八千代さんではチャーシューエッグ。
変わらぬ味、変わらぬお母さんとお姉さん。
カウンター越しに厨房の調理を目の当たりにできる点は、結構大きな変化かも。
フライパンから盛り付けまでの「俺のチャーシューエッグ」を見守ることができます。
管理棟の飲食店は他に海鮮丼の丼匠、喫茶の木村家、旧愛養の天ぷら店(店名不明)、中華のやじ満、お寿司のやまざき、寿司政(旧うまい鮨勘)、龍寿司、おかめ、神楽寿司(旧すしまる)、市場すし、甘味処の茂助団子さんなんかが入っていらっしゃいますね。
青果棟は渡り廊下を結構歩きます。
中はひんやり。
青果棟の前には飲食店が3軒だけ。
天ぷらの天房、そばの富士見屋、2店舗分の広さで大和寿司。
ターレを見ると落ち着きます。
開通が待たれる環状2号線。
やっぱり道路が足りなくて渋滞は生じているようです。
既にトラックが走っているのを結構見かけましたが、工事車両とかなのかな?
結局豊洲帰りは何だかんだで築地に寄りそうな気がします。
今のところはもれなく。
働いているみなさんが大変なことは間違いないので軽々にものは申し上げるのは勝手極まりないところではございますが、お料理は「そのまま」といって差し支えないものがほとんどで大いに安心しました。
市場関係者の常連さんと思しき方が某店のテレビ取材中に「味もへったくれもねえな!ダメだこりゃ!」と言ってのけて、お店の方は爆笑、取材陣は苦笑いという場面に遭遇しましたが、そういう市場関係者のみなさんがいらっしゃるおかげで築地の「味」が残っているようにも思われました。
個人的な感想を申し上げれば、築地に通い始めたころの「次はどこで何を食べよう」「今度はあそこのあれに行ってみよう」「あのお店に思い切って入ってみようかな」といったワクワク感が蘇っていて、豊洲に行ける日も、行けない日もしばらくは夢のような時間を過ごせそうな気がしています。
ブログも引き続き楽しい空気感を伝えられるようにしていきたいと思いますので、どうぞごひいきに。
とりあえず早く豊洲編に入れるように頑張ります。
思ったより長くなってしまいましたが、この辺で。
あとで加筆・修正するかもしれません!