12月17日(火)、この日は平日にお休みを取っていたので、朝はまず豊洲へ。
少し久しぶりに高はしさんに伺います。
豊洲に来てから1万円のコースを始めた高はしさんですが、少し前から平日はアラカルトで営業されているのですよね。
ランチョンマット代わりのペーパーが黒になっていました。
注文は築地時代に高はしさんの「煮魚四天王」と呼ばれていた魚のうちの1つである、なめたかれいの煮付け。
カマ、真ん中、シモの3つの部位がありますが、僕は真ん中を選びました。。
なめたの特徴であるエンガワが1番多いシモがやや人気な傾向にあったりするのですけど、個人的には真ん中推し。
というのも、山なりに盛り上がる真ん中の部位はエンガワに最も厚みが出るのですよね。
卵もご覧の通りたっぷりです。
鮮度のいい醤油の赤色が印象的な、すっきり澄んだ煮汁。
皮下にはたっぷり脂の層が潜んでいて、ほんのり煮汁にも脂が浮かびます。
表面は煮汁が綺麗に染め上げますが、ひとたび身をほぐせば真っ白な実体があらわに。
繊細な繊維質がキュキュッと締まった身は、食感に沿ったような引き締まった旨み。
エンガワや卵に注意を奪われがちですが、身自体がとてもいい味なのですよね。
久しぶりにいただけた煮魚四天王に大満足しながら、ごちそう様でした!