卒業式は日吉でした。
式後、友達と会う約束まで時間があったので比較的近くにあるYUJI AJIKIに行ってまいりました。
「きたやまた」駅と読むらしいですねw
一応横浜グルメ食べ納めシリーズの一環ということになりますか。
個人的には二度目の訪問。
前回モンブランツアーでリリエンベルグの後に訪問したためか生クリームが乳臭く感じてダメだった印象が強く、悪いイメージを払拭すべく心して行きました。
クロワッサン(200円)。
1巻き1巻きが薄いのか、見た目に凹凸の少ない表面。
重さは結構ズッシリある方だと思います。
食べてみると、一番外側の一枚のザクジャリ感がとてもいいです。
噛むたびに口の中で心地よく砕け散ります。
中のモチモチ感も伸びのよい弾力が感じられて、このコントラストも絶妙です。
バターもたっぷり使ってありそうです。
無塩バターを使っているのか風味は控えめ。
ケーキ屋さんのクロワッサンというと、甘系か塩気を強くしてあるイメージだったのでやや物足りない気も。
こちらのお店は焼き菓子が美味しかったので、食感はさすがだと思いました。
オススメできるクロワッサンだと思います。
フォレノワール(480円)。
「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」と同じものだと考えていいのでしょうか。
円形のホールで作ってカットしたものが一般的ではないかと思うので、ちょっと珍しいでしょうか。
下からキルシュをたっぷり浸み込ませているショコラ生地は、口に入れるとまずはじゅんわりチェリーのさわやかな酸味と甘みが感じられ、次いでカカオが後味に口に残ります。
この生地だけで十分美味しいと感じられるレベルに味わいのあるものでした。
間にミルクチョコレートのムースが挟まれていますが、こちらは結構ビター。
グリオットチェリーもジューシーで、ショコラとの相性は間違いないですね。
ふんわりとした甘さの生クリームも今回は特に嫌な感じはありませんでした。
前回は構成がシンプルなモンブランだからこそ気になってしまったのかもしれません。
ショコラやチェリーと相俟っていただく今回の生クリームは、さっぱりと、かつマイルドにケーキのバランスを調整していたように思います。
スタンダードプリン(210円)。
こちらのプリンは3種類あるのですが、一番固めということでこちらをチョイス。
他の2つに比べて価格がリーズナブルですが、バニラビーンズはしっかりたっぷりです。
スプーンですくうとふるふると震えます。
ここのところ人気の「クリーミー系」とは違いますが、昔ながらの固めプリンとも全く別物。
見た目より卵の風味がしっかり感じられるのはいい印象を持ちましたが、「固め」と言われていた分少し肩透かしを食らった気分でした。
底には少量のカラメルソースが。
こちらは甘さも苦さも控えめでマイルドなもの。
こちらのケーキは子供にとってはちょっと大人になったようなオシャレさがあり、大人にとっては童心に返って楽しめるようなメルヘンチックな要素を持ち合わせた、魔法のようなバランスのケーキだと思いました。
こちらではモンブラン以外のケーキがいいのではないかと思います。
濃厚系、独創的なケーキを攻めるのが正解でしょうねー。
独創系なら失敗しても楽しめるは楽しめるでしょうし。
こちらの焼き菓子はモンブランツアーでも評判が上々だったということで、お土産に購入。
昨日はお花見日和だったので、川辺で桜を見ながらいただいてきました。
パンドジェンヌ・アマンド(200円)。
こちらはモンブランの土台にもなっていたもの。
あのときもこれは非常に美味しく感じたのですよねー。
しっとりした生地にガガッとアーモンドの風味は濃厚。
美味しかったです。
今日はちょっと曇っていますが、週末にお花見をするなら最後かもしれませんねー。