続いてお隣の高はしさんへ。
いつも通りみなさんとお話しながら待ちます。
わりと後ろからのスタートでしたが、ギリギリ1巡目で滑り込むことができました。
厨房から距離のある席でしたが、3代目に声をかけていただけて光栄でした。
KシンMダさんからの贈り物もちゃんといただきましたよ。
一言二言お返事をしていると「全然返しが面白くない」との横やりも入りましたが^^;
それでは静かにいただきます。
あゆ塩焼き(1000円)。
見慣れた光景になってきましたね。
お皿に2本乗っけているのが「見慣れた光景」になっている方もいらっしゃいましたけど(笑)。
「それ何本目?」と聞かれて、お酒のことかあゆのことか迷っていらっしゃいました。
今回はなかなかしっかりした焼き色ですね。
丸々太ってきましたので、焼きもその分しっかり入れているのかもしれません。
黒と金、王者の風格です。
日本全国の皮目ファンのみなさん、あゆの皮は今の時期だけですよ!
目玉が飛び出るほど美味しいのですよね。
すみませんが頭からいただきますよ。
チリチリ踊る脂、ギャンと効いた塩気と引き締まった身から白身らしい旨み。
毎週頼んで毎週美味しさにハッとさせられる一品です。
魚って美味しいなあという気持ちになります。
小きんめ煮付け(2000円)。
3代目は定番メニューのキンキ、メバルの方が美味しいと断言されています。
これを食べると「いつもの煮魚のレベルがむしろ分かる」とのことで、そのつもりでみなさん注文。
何と言われようが、みなさん食べたくなっちゃいますよね(笑)。
確かにキンメとしては小振り、キンメの頭ってもっと豪快なサイズのイメージがありますよねえ。
とはいえ、美味しそう・・・♪
状態は確かなものなので、美しさは普段のキンメとも遜色有りません。
華やかというか、艶やかというか。
首周りからこの腹の辺りにかけては結構脂が乗っていて、皮目も脂肪を蓄えています。
皮目がたっぷりなのも嬉しいですね。
切り身と違って裏側にもあるわけですから。
脂は乗っている部分と、それほどでもない部分とありました。
脂の乗っていない部分は身が締まって旨みが凝縮してくれていると、それはそれで美味しい、となるのですけど。
ちょっと味の濃さといい、食感の締まりといい、ぼやけた感じを受けましたね。
この辺が3代目の発言につながっていそうな気がします。
まあ美味しくいただきましたけどね(笑)。
確かに、普段のがすごすぎる、のだということが分かる1品でした。
贅沢なことです、本当に。