lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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参宮橋の「ル・スフレ」でヴァニラのスフレ。

代々木でかき氷をいただくべく初台からふらふら歩いていたところ、よさげなお店を見かけて看板を確認すると「ル・スフレ」と見覚えのある店名が書かれています。


広尾で30年にもわたって営業されたのち2016年に惜しまれながら閉店したスフレ専門店と同じ名前だったのですよね。


メニューやスフレの食べ方の説明書きを拝見すると、完全にあの名店のそれ。

僕も閉店にはショックを受けた身だったので、突然の再会にそわそわしてしまうところがありました。


①スプーンで真中に穴をあけ

②軽く混ぜたソースを全部流し込み

③生地とソースをからめながら一気に口へ運びます

④スフレはデリケートな温々のデザートです。気泡がしずまない温かいうちにお召し上がり下さい


広尾のお店が閉店した後は自由が丘の支店が本店になっていたようですが、息子さんが営まれていたその自由が丘店が移転してきたということのようです。


小さな銅パンに入ったソースが登場。

そろそろスフレが出ます、の合図です。


今回の注文は基本のヴァニラのスフレにしました。


「久しぶりだから」という気持ちと、そもそも息子さんの作るスフレをいただいたことがなかったので最初はやはりシンプルなものをいただきたかったのですよね。


ほどなくしてスフレが登場。

ここからは一刻を争う時間との戦いです。


シャープながらやわらかさのある線。

この辺りに卵らしさというか、スフレらしさのようなものを感じます。


上面もスッと真っ平。


きめ細かい焼き肌。

この形、ハリが崩れる前にいただくのがスフレ専門店の醍醐味です。


いざ!


スプーンで真中に穴をあけて……


ソースを注ぐ!注ぐ!注ぐ!

ふわとろしゅわと、淡いようではっきりした食感が魅惑的に口全体を包み込みます。


軽やかなスフレと緩めながら風味濃厚なヴァニラのソース。

決して絡めすぎないように、しかしある程度は入念に混ぜ込みながらスフレとソースが同時に口に入るようにいただきました。


広尾で閉店した際に、もっと色々なメニューを食べておけばよかったと後悔したのを思い出しました。

願ってもない機会が到来したので、今度こそという気持ちで通い詰める気持ちになりながらごちそう様でした!

新宿・伊勢丹の「虎屋菓寮」で季節の羊羹(菖蒲あわせ)。

この日は伊勢丹新宿でお買い物の後、お茶でもしていきましょうということで、地下1階に入っている「虎屋菓寮」さんへ。

ちょうど満席でしたが、注文で悩みながら待ちました。


いただいたのは季節の羊羹「菖蒲あわせ」。

同時期に出ていた別の季節の羊羹「藤の棚」は練り羊羹に道明寺羹を合わせて食感に変化を出したものでしたが、こちらは練り羊羹のみを合わせてずっしりとした仕上がり。


菖蒲あわせというのは、端午の節句に菖蒲の根の長さを競った平安時代の雅な遊戯のことだそう。

さらに紫や白の花が咲き競うさまを表しているとのこと。


ついでに「とらや」さんのサイトを見ていて、羊羹がもともと「羊の羹(スープ)」だったということを知りました。

日本に点心のひとつとして伝わったものの、禅僧は肉を食べられなかったため植物性の食材で再現したものから今の羊羹ができたそうです。


もうひとつついでに言うと、菖蒲って「しょうぶ」だとおもったら「あやめ」とも読むんですねと思いながら、ごちそう様でした!

豊洲の「とんかつ八千代」でとんかつカレーがけ。

この朝はサッと済ませると言いつつ、時間はありそうだったので「とんかつ八千代」さんにもお邪魔していきます。


小じゃがを使ってやさしい味付けの肉じゃが。

しらたき、玉ねぎ、豚の脂身がいい口当たりなのですよねえ。


注文したのはとんかつカレーがけ。

「八千代」さんのカツカレーは端っこだけカレーをかけるスタイルのイメージでしたが、今回は全体を覆うようにかけてありました。


玉ねぎの甘みが強く出た仕上がりはいつも通りですが、色み的に牛乳の量はやや少なめだったように思います。


その分玉ねぎ、お肉、スパイスの風味がひとつひとつ尖って感じられたように思います。

味が強い分、キャベツの千切りとよく合う印象。


端っこの2切れくらいはカレーを避けて、カリカリの食感を保っていました。


次はヒレカツにカレーがけをお願いしてみようかな?などと夢ばかり膨らませながら、ごちそう様でした!

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