本日は朝から気合いを入れてこちらに行ってまいりました。
落語の有名な演目「目黒のさんま」にあやかって行われている目黒の街を挙げた一大イベント。
目黒さんま祭り。
午前10時からということでしたので、9時15分には目黒駅に到着。
サクッと食べて帰りましょう。
・・・というのは甘いも甘い、スイーツ男子もビックリなほど甘い考えでした・・・・・。
ひたすらに最後尾を目指すこと10分、なんと既に長蛇の列は1kmを超えていました。
並んでからも地獄。
ひとりぼっちで帽子も被らず、飲料も持たず。
列を抜けて買いに行って戻ったらまた入れてもらえるのだろうか、という自問自答を繰り返します。
2、3分に一度くらいのペースで5メートルずつ進んでいたようなイメージでしょうか。
ほぼ進まない列の中で、みなさんのブログを見続けていましたw
スマホだけが頼りです。
日なたに出たときが最悪。
汗の滲む顔面に、首筋に、ジリジリと容赦なく太陽が焼き付けます。
ああ、明日はハワイ帰りみたいになっているんじゃなかろうか・・・w
そんなこんなで・・・・・・、3時間ほど経ってようやくさんま祭りっぽい感じが見えてきました。
路上ではキュウリの一本漬けやビールが販売されていました。
生まれて初めて、最初で最後かもしれませんが、ビールを飲みたくなりましたw
さらに待つこと1時間半、結局4時間半経ってついに紙皿と割り箸を提供されました。
3時間半ほどの時点で、僕より前方に救急車で運ばれて行ったおじいさんがいらっしゃいました。
みなさん心の底から同情していましたよ・・・。
この後は非常にスムーズ。
同時に大量に焼かれているサンマを受け取って、大根おろし・かぼす・べったら漬けをを盛ってもらい、完成。
栃木県高林産の大根を使った辛味大根。
べったら漬けはどういう経緯で入っていたのか分かりませんでしたが、美味しかったです。
備長炭で焼かれたさんまは自宅では味わえないので、これが無料でいただけるのは嬉しいですね。
ではでは熱いうちにいただきましょう。
炭火焼の香ばしい香りを纏ったさんまはやはり脂の乗りはいまいちというか・・・、若干焼きすぎ?
しかしガスのグリルで焼いたものとは違い脂が身と分離しておらず、口に入れると脂がジュッと出てきます。
肝も新鮮な生さんまとあって綺麗な色でしたよー。
まあみなさんの期待に応えまして・・・、というかいつも通りなんですけどね。

完食です。
さすがに人目が気になりましたが、気付かれることもなく。
なぜか食べ終わる頃に猫と目が合いましたw
まあなんでしょう、無料でいただけることを考えればこんないい機会はないというほどのさんまを味わえますが、
4時間半待つということを考えれば、家で焼くなり店で頼むなりすればいいかなというレベルで。
あれですね、風物詩的な。
日本人は行列が好き、とも言いますしね。
日本人だったら一度は行ってみると楽しめるイベントだとは思います。
一人で行くのは勧めませんw
まあ一人で行って、炎天下で4時間半待って、特別美味しいものに出会えたわけではなくても、ある程度の達成感みたいなものがありましたからね。
やっぱりこういうイベントは好きなのかもしれませんね。
北海道産の方が脂は乗っているかもしれませんが、
やっぱりさんまは目黒にかぎるでしょうね。