昨日は家族でお寿司屋さんへー。
お店は鮨渥美さん。
開業から15年ほどだということですが、ランチを始めたのは去年。
大将がご結婚なされたのを機に開始されたのだとか。
前から気にはしていたものの、夜のみ営業だったのでご縁がなかったのですよねー。
大将が毎朝横浜市場で仕入れるのだとか。
注文は全員日替わりにぎり(2300円)に。
大将がおひとりで手際よく準備を始めます。
カウンター越しの調理をかなり近くで見ることが出来るのも嬉しいです。
開店時間の0時ちょうどの予約で、少し時間前に行ってしまったのですが、快く始めてくださいました。
みるみるうちにお店は満席に。
先付は胡瓜とわかめの酢の物。
さっぱりして美味しいです。
先付とはいっても、握りをいただく合間に口直し的にいただきました。
まずはかんぱちから。
最初にネットリと舌に絡みつく脂の乗った身は、歯を入れるとしっかりとサクッとした食感。
アオリイカと小肌。
提供のペースはやや速め。
別に出されるのに合わせて食べる必要はないのかと思います。
シャリはやわめで握りも軽め。
崩れないけど口に入れるとほろっとほぐれる絶妙なやわらかさ。
やや酸味の強い印象でさっぱりとしています。
赤酢っぽかったです。
アオリイカはネットリ濃厚で歯ごたえもしっかり。
小肌は軽めの〆具合で甘さは控えめ。
初鰹とヅケ。
初鰹は脂は少なくさっぱりとしていて、ふわっと軽い食感。
おろしショウガが乗っています。
ヅケはネットリ濃厚な食感。
見た目通り濃い目のしっかりした味わいのツメでした。
穴子。
これを一番楽しみに期待していったのですが、想像を遥かに超えて抜群の一品でした。
超絶にふわふわに煮られて、もはや穴子とも魚とも思えないような食感です。
厚さはほどほどですが、これだけでもかなりの満足感がありました。
奥は平貝。
こちらも想像と違った、軽い食感でした。
赤出汁。
小さな入れ物ですが、美味しかったです。
いくら。
母の席のほうが照明が明るかったので、いくらはそちらで撮影。
綺麗ですねー。
干瓢巻き。
ここまでで日替わり握りは一通り。
満腹感はあったものの、お好みの方も気になるのでちょっと追加。
どれも美味しかったには違いありませんが、仕事をしている系のネタがしっかり美味しかったのでその辺りに狙いを定めて・・・。
煮蛤は夜を優先とのことで断られてしまいましたが。
昆布〆と玉子。
半分ずつにカットしてもらって母とシェアしました。
昆布〆はヒラメ。
コリッコリッと歯ごたえ、旨みが溢れます。
玉子は洋菓子のようにふっと溶けてなくなる食感。
やや甘めでデザートのようにいただけました。
清潔感のある店内でいただく握りは、ネタがいいのはもちろん大将の仕事が素晴らしいと感じる絶品の数々でした。
外観から想像するよりお店の雰囲気はちょっと敷居が高い感じ。
でも奥様の接客は丁寧ながらも接しやすく、大将も結構しゃべってくれるので居心地はいいです。
小山台といえばミシュランの星を取っているシェ・ナカがありますし、何たるグルメ通りなのでしょうかw
ここも星を取ったりしたら、本当にとんでもないなー。
ちなみに初任給でごちそうしましたよw