ふらふら考えもなく有楽町方面へ。
パリに本店を構える、言わずと知れたショコラの名店です。
フィナンシェナチュレ(324円)、フィナンシェショコラ(324円)。
驚くほどカリッとクリスピーな表面。
常温で2日ほど放置しましたが食感が失われておらず、これまた驚きました。
味は普通に美味しいくらい。
プレイエル(486円)。
ラ・メゾン・デュ・ショコラ流のガトーショコラという感じ。
基本的には表面がサックリ、内部はネットリした食感のコントラスト。
ただ、見た目よりはひどくないものの、ちょっとパサッとしている部分が多いのが気になります。
味も普通のチョコレート菓子っぽいなあ。
店員さんもお店の雰囲気からすると洗練された質の良さはなくちょっと軽い感じ。
帰り際「試食をどうぞ!」と差し出されたのはプレイエル。
なかなか太っ腹なサイズでいただきましたが、買ったものをもらうものかなあと不思議に思っていると、店員さんも気づいたようでものすごく謝られました(笑)
カジュアルはカジュアルでいいと思いますが、気軽に買える値段ではないのですよねー。
お次は隣の隣にある「パティスリー・サダハルアオキ」へ。
こちらでもフィナンシェを・・・と思いましたがありませんでしたので、クロワッサン系をいただくことに。
こちらもちょっとお高めです。
クロワッサン(370円)。
パリから冷凍生地を輸入してこちらの店舗で焼き上げているみたいです。
やっぱり食感は損なわれていますが、酷い状態とまではならないのは生地の良さなのでしょうか。
味もしっかりバターの風味豊かさが感じられます。
さすがに最高!といまではいきませんが、材料さえ良ければ味はそこそこ何とかなるものなのかなーと思ってしまいます。
やっぱりパリの小麦粉、バターは違うのでしょうね。
クロワッサンショコラ(370円)。
砂糖っぽい甘さは少なく、バターの甘さがカカオの香りを纏っている感じ。
バターのくどさが緩和されて食べやすくなった印象で、ちょっと意外でした。
でも大人向けでしょうかね。
クロワッサンオザマンド(420円)。
やっぱり材料が違うのだろうなー。
これもしっかりいい味の片鱗が感じられます。
ちょっとまたパリに行きたい気持ちが湧いてきてしまいました。
以上2店は連休中ということもあって、東京観光の一環として訪れている方が多かったように思います。
まあ僕も埼玉県民ですから、東京観光ですけどね(笑)
この後は定点観測的にちょくちょくお邪魔しているお店でちょくちょくいただいているパンなどを、こんな味だなと確かめつつ?ぶらぶら。
〆は新橋に近い銀座にあるコーヒーの店「ランブル」で。
満席ですが丁度入れ替わりで待つことなく入ることができました。
グァテマラ(790円)。
一見すると少ないと思ってしまいますが、このわずかな1杯に重厚な旨みが苦みと酸味を漂わせて潜んでいます。
スタートがかなりぬるめですが、時間をかけて冷ましながら飲んでいるとじわじわと酸味が出てきて味に変化があります。
酸味が出てくるものの「さっぱり」「あっさり」といった感じはなく、あくまでもヘビーな後味が舌はもちろん腹の底にも残る感じ。
この控えめな1杯に満足感はもちろん、思わぬ「満腹感」まで得られてしまうのです。
いくつか挑戦的メニューもあるので、その辺もトライしてみたいです。