7月21日(火)、前週夏休みだったパリの空の下へ久しぶりに。
その前の週も雨の中走って行ったにも係らず完売に泣いたので、かなり久しぶりに感じます。
この日も徐々に寂しくなっていくショーケースを前にざわざわの止まらない行列でしたが、その後方で僕は堂々と待ちました。
まだ残っているではないですか、と。
1度絶望を見た人間は違いますな。
冗談はそれくらいにして、こちらのシール。
夏休みは地元の東北に帰っておられたシェフですが、復興支援も兼ねて買ってきたこちらのシールをブログで紹介されていましたが。
まさかお店で使うとは。
おしゃれですねー。
クロワッサンフロマージュ(550円)。
この日はフロマージュをチョイス。
温め直すとチーズが香りますし、やっぱりバターがそれを越えます。
チーズの羽根。
もともとクロワッサンとしては噛み応えがあるタイプですが、チーズが入るともっちりの延長線上でがっしりしている感じ。
パンオショコラ(400円)。
全体にもちもちねっとり、表面はミチミチ。
個人的にクロワッサンよりパンオショコラの形の方が好きなのですよね、デニッシュ。
美味しい美味しい。
チーズもそうですけど、ショコラもバターと深いところで同系色の味になっている気がするのですよねえ。
特にこちらのショコラは過剰な香りの演出がないので、ベースのまったりとした脂肪感が分かりやすかったです。
すごく美味しいです。
フォンデュブルギニヨン(800円)。
こちらは以前もいただきましたが、具がよりはみ出るようになっていますね。
トリュフの香るソース。
トリュフといってもいやらしさのない香り良さです。
クリーミー。
加熱して冷ました脂肪がねっとりしっとりぶりっと、脂っぽさはなくいい味出します。
食べ慣れたような味ではないのですけど、この身体が受け入れる感、待ってました感。
ブリオッシュフィユテアマンド(350円)。
ローストアーモンドを巻き込んで食感良く、お酒で香り良く。
濃厚なバターにしっかりした甘さが乗っかって。
アーモンドの香ばしさはところどころでアクセントに。
バターは重く濃厚ですけど、すぐ食べてしまいますね。
この形のパンってパターンを替えて色々出してくださるのですけど、あれば必ず買ってしまいます。
あれば常におすすめです。
ヴィエノワショコラ(350円)。
もっちんと歯切れよい生地に、外見からは分からないたっぷりのショコラを包んであります。
パンオショコラの方だとバターと小麦粉と混じり合って境目が分からなくなっている印象でしたが、こちらの方が比較的ショコラの輪郭がはっきりする感じ。
カヌレドール(450円)。
中のどろりとしたカヌレ、やっぱりこのお店はこれですね。
今回は購入してから1日空けていただきましたが、表面と中身と一体感が増したように思います。
全体にお酒の香りが広がりました。
この日も大満足!
また伺います!