まだ少し時間があるので、駅にとても近いパン屋さんへ。
本当に駅の真裏にあって、最初は気づかず素通りしてしまいました。
ブーランジェリー・ミヤナガ。
店内に入ってサッと見渡して一瞬で悟る「当たり感」。
ノーチェックだった・・・油断してた・・・という後悔の念の下色々購入。
クロワッサン(160円)。
緩めに巻かれているようですが、シュッとスタイリッシュなクロワッサンです。
高温、短時間で焼き上げているのか、外は香ばしくバリッと中は厚めの層がもっちりと。
美味しい!
クイニーアマン(200円)。
珍しく折り込んだこちらの面をキャラメリゼ。
キャラメリゼの面が逆なだけなのに、何だか不思議な形に見えますね。
中には胡桃と栗の餡が仕込まれています。
・・・これはクイニーアマンのフィリングとしてはリッチ感が足りない気がして個人的には微妙。
ネギとゴルゴンゾーラ(260円)。
下に隠れたベーコンが、豚!という味を醸し出してネギと抜群の相性の良さ。
ゴルゴンゾーラがきつすぎず、ネギと豚の定番の組み合わせのいいアクセントに効いていました。
パンもしっとりやわらか。
これは美味しかったです。
ポルチーニのタルティーヌ(280円)。
ポルチーニ茸、しめじ、あともう一種類くらいキノコが入っていたと思います。
キノコの味が濃くて美味しいですが、必ずしもポルチーニが強いという感じはせず。
「シャンピニオンのタルティーヌ」と言われた方がしっくり来る気がします。
ポルチーニのタルティーヌ、って語呂がいいですけど(笑)。
サーモンのミルフィーユ(200円)。
テレビで紹介されたのだとかいうケーキ風のパン。
てっぺんにはトマトも。
ふんにゃりもっちりで食べやすいパン生地、ソース、サーモンの馴染みがいいのがまず秀逸。
味も間違いのない組み合わせではありますが、ちょっと単調で飽きが来るかも。
もうひとつサーモンと定番のマリアージュ、クリームチーズでもどこかに配すると印象がまた変わって良かったかもしれません。
薄皮クリームパン(200円)。
最初パンとパンの名前がズレて置いてあるのかと思ったクリームパン。
薄い生地でクリームをサンドするという独特の形状。
「馬鹿には見えない生地で覆われている」のではなく、サイドには生地がないのです。
よかった。
確かに薄い生地をサクッと割ると中からさっぱりとしたカスタードクリームが。
焼けたサイドとスルリと滑らかな中のクリーム、両方味わえるのが何とも魅力的。
チョコチップが意外に主張が強くて、せっかくのさっぱりしたクリームが甘々濃厚に感じられるのが個人的にはちょっと残念。
シンプルに勝負しても良かっただろうに・・・とは思ったものの、全体として面白くて美味しいパンでした。
美味しい楽しい、素敵なパン屋さんに巡り会えました。
ここより食べログ的には点数の高いパン屋さんが3軒あるのですよね(訪問当時)。
夙川って何なんだ。