飯田橋で寄り道した後は木場へ移動。
お目当てのお店は2度目の訪問のタンドールバル「カマルプール」。
先日は大勢でのディナーだったのでランチは初です。
今月半ばに人気テレビ番組で取り上げられるそうで、フィーバー前の今のうちに行っておきたかったのですよね。
既に撮影は終わっていて後は放映を待つのみみたいです。
この日も店員さんに「番組の中で注文されたものはどれですか?」と尋ねるお客さんがいらっしゃいましたよ。
ホリデイランチは本日のカレーから1種、ナン、ライス、サラダ。
この日のカレーはマトンカレー(辛口)、チキンカレー(中辛)、キノコ入りダルカレー(マイルド)。
ここは思い切ってカレー3種(+200円)、ナンをチーズクルチャに変更(+200円)という注文に。
さらにアラカルトからの注文も可能ということだったので気になるものを頼んでみました。
冷やしラッサム(480円)。
器からキンと冷えています。
確か前回は「冷やし」がなくて、普通のラッサムをいただいたのですよね。
思ったより甘みが強くてジュースのよう。
でもトマトの風味と合わさって、くどくなくフルーティーな味わいです。
そして甘く油断させたところへピリピリビリビリと忍び寄るスパイス。
ひんやり舌を冷やして、甘くフルーティーに口を癒したところへ、手の平を返してスパイス。
飴と鞭です。
パクチーもちゃんといい味出してます。
美味しい!
焼穴子(680円)。
出てきた瞬間香るのはミント。
そういえばここはミントソース推しだったなあ♪
ちょっと身は縮んでいますが、恐らく一尾丸々ですね。
最近身体が欲している「穴子の白焼き」とは真逆ですけど、香りがたまらん!
ミントのソースも今まで食べた中で一番しっくりきましたよ。
スパイス香る衣をモッソリ纏った穴子。
縮んでいるように見えて食感はホクホク、皮目もプルンッ。
穴子の旨みもところどころに忍ばせながら全体からみなぎるスパイシー。
形あるスパイスの風味を食べているよう。
あえて言うなら、「カレーは食べ物。」ですね。
ここでようやくランチセットが登場。
みなさんのように魅惑のチーズの滝はできませんでしたが、この写真から想像される3倍くらいのチーズが入っています。
意外とガッツリ効いているニンニクの風味で濃い味。
自分が喜んでいるのがはっきり分かる美味しさです。
カレー3種。
この日は手前から時計回りにキノコ入りダルカレー(マイルド)、チキンカレー(中辛)、マトンカレー(辛口)。
ダルカレーはクリームたっぷりっぽいですがサラサラ粉っぽい舌触り。
かぼちゃやさつまいものような豆の甘み、それからバターの濃厚な甘み。
「甘口」とは違った「マイルド」カレーです。
こちらはチキンの出汁と強めの塩気でわりと馴染みあるチキンスープのような味
を感じることができます。
意外とたっぷり沈んでいるホールスパイスは辛味としてより、身体の中から温まる「熱」として浸み渡ります。
マトンはすじ肉のようなブリンというゼラチン質。
こちらはよく炒められた玉ねぎがたくさん入っていてビーフシチューをも思わせる気品があります。
マトンということで野趣溢れる高貴なカレーです。
こちらも辛いというよりは「熱」です。
いやあいい汗かきました。
デートにも使えそうなおしゃれなバー的なお店ですが、女性は夏場の訪問は注意が必要かもしれません。
渾身のメイクが文字通り「水泡」に帰すことになりかねないですね。
ちょっと注文しすぎましたけど、もっと色々食べたくなるお店でした。
こりゃあGさんも頭を悩ませたことでしょう。