この日は逗子のカレー屋さん「スパイス・ツリー」さんで、数年前から気になっていた秋メニューを食べに伺ってみることに。
住んでいるところから少し距離があることや、その日そのメニューがあるかどうかは当日まで分からないことから二の足を踏んでいたのですよね。
この日はしっかりSNSでのメニュー発表を確認しつつ向かいました。
2種盛り、バターチキン(マイルド)、マトンひき肉とネパール山椒(中辛)。
残念ながら季節メニューのラムとイチジクとアニス、秋刀魚と梅干しは売り切れた後だったので、レギュラーメニューの2種盛りでお願いしました。
店内はしっかり秋刀魚の香りが立ち込めていて、来年こそは…という思いが湧き上がりました。
前回の初訪問でもこの2種類はいただいてかなり印象深く記憶に残っていて、再びいただきたいと思っていたのでいい機会です。
セットで豆のカレーとライタが付きます。
バターチキン。
独特の甘い香り、そしてしっかり甘みが感じられる仕上がり。
甘いインパクトが強いのですけど、ベースのチキンやバターの旨みに厚みがあるので違和感のない味わいになっています。
マトンの力強い肉の旨み、味付けは濃いめで、ネパール山椒やパクチーの爽やかな香りが後味をすっきりさせる構成。
粗挽きのマトンは全体にしっとり油が回っていますが、そんなに重くは感じずぱらぱらっとして軽くいただける印象でした。
ヨーグルトのライタが付いているのは、このカレーの味が濃いので調整するためだそうです。
ダル。
豆自体の甘みで、コーンポタージュのようなやさしい味わい。
このライスの上の盛り付けが特徴的なので一目見て「スパイス・ツリー」さんだと分かるのはもちろんのこと、バターチキンやマトンひき肉とネパール山椒の方も実はなかなかビジュアルに個性がありますよね。
ライス少なめでお願いしてもかなりボリューミーだなと前回も同じことを思ったのを思い返しながら、ごちそう様でした!