夏の風物詩「TAPiR」さんの冷やしトマトカレーをいただきに牛込神楽坂へ。
今年はヴィーガン仕様の週もあったようですが、僕は通常版の週に伺いました。
辛さやライスorチャパティ、オプションの注文を済ませて席で待ちます。
そして登場。
思えば個人的には2年前の夏に冷やしトマトカレーをいただいたのが初訪問でしたが、今回はそれ以来となります。
左奥が冷やしトマトカレー、右奥が冷たいとうもろこしのカレー。
辛さは微辛で、チャパティをお願いしました。
トマトだけでも色鮮やかですが、とうもろこしが並ぶことでよりビビッドな印象に。
冷やしトマトカレーと固めたヨーグルト。
トマトの甘みと香りを活かしたカレーで、コリアンダーが印象的に使われています。
ヨーグルトは思ったよりも固められていて、重めのクリームチーズ状。
ハーブのような爽やかな香りに加えて、マスールダルっぽいピンク色の豆も混ざっていました。
冷たいとうもろこしカレーとフムス。
とうもろこしの粒はしっかりめの食感で、かなり甘いもの。
「TAPiR」さんのカレーにしては多分珍しくパウダースパイスを感じる仕上がりだったかと思います。
フムスもどっしりとボリューム感のある盛り。
すいかのラッサム。
ラッサムに寄せすぎず、すいかそのものの味にスパイスで風味と辛みを加えた1品。
果肉の食感がシャリシャリと。
辛みが結構強めなのでちびちびといただきました。
デザート(桃、冬瓜、日本酒)。
夏の終わりに桃を味わう可愛い1品かと思いきや、目の前で割と多めの日本酒がザッと注がれます。
角切りの桃と、一口サイズのゼリー……と思ったものが実は冬瓜でした。
食感的にはゼリーに近くもあるのですけど、やはり少し食物繊維を感じます。
そして何より、冬瓜は塩煮になっていたような。
辛口の日本酒が桃の香りをデフォルメし、冬瓜の塩気で桃の甘みを引き出す。
想像の遥か斜め上をいく、桃の魅力を存分に引き出した1杯でした。
食後のお茶はローズの香り。
衝撃の連続でしたが、楽しくて驚くほど美味しいお料理ばかりでした。
また次回はどんなカレーをいただけるのか楽しみにしつつ、ごちそう様でした!