高はしに一緒に入って一緒に出たみなさんとそのまま寿司大へ流れます。
流れるとはいっても、かなり滞留しますけど(笑)。
こんなの今まであったかな?
なんたって市場ですから、あの行列を見て商売人の血が騒がないわけはないですね。
でも値下げの跡が見られる辺り、あまり当たっていないのかな。
マツコの知らない世界で紹介されて以来、寿司大の行列に迫る勢いで並走する八千代の列。
寿司大に並んだことのある方は見覚えがあるかもしれないコレの右が八千代の列、左が寿司大の列です。
これを間違えてしまったら大変ですね。
無事に間違えずに寿司大に入ることが出来ました。
1週間前にも来ようとしながら来なかったので、今回は気持ちの高まりが格別です。
サヨリの皮からスタート。
皮だけ食べたのは初めてかも。
酢橘が爽やか。
爽やか香ばしいです。
「ここでみなさんに大事なお知らせがあります」と店長。
「本日は黒むつが昆布締めにしたのと生と両方あります!」どよめくカウンター。
つまみ、握りと掛け合わせると4種類から選べるとのこと。
握りで両方いただくことに。
隣の方は果敢に4種コンプリートに挑みましたが、ネタ切れで涙を飲んでいらっしゃいました。
こちらが昆布締め。
みなさん結構はっきりとこちらに軍配を上げていらっしゃいました。
滑らかな舌触りにキュッと歯応え。
脂に旨みを乗せて、シャリとの一体感もいいネタですね。
部位の違いもあるかもしれませんが、随分肉厚に見えますね。
脂が甘いです。
僕はこれも好きでしたよ。
ほんのり甘く煮た穴子を炙りで香ばしく、塩で。
ふわっふわとろっ!
優しい味わいですが、不思議と酢橘を搾りたくなります。
んまいっ!
玉子はなんだか角がキリリとしていますね。
焼きたてで提供されるのが売りでもありますが、みなさん冷まして食べる派のようでこの形のままカウンターに並び続ける様が壮観でした。
僕ももちろん冷ます派。
鯖。
脂最高潮!というのとは違いますが、食感と脂、旨みのバランスがちょうどよかったですね。
みなさんの評価も上々。
中トロ。
アイルランドの冷凍物だそう。
並んでいる間の会話で、僕のマグロの好みからいうと遠方から来ている系統がハマりやすそうという結論に至ったので、試してみることに。
美味しかったですが、話していた感じとは違ったかも(笑)。
やさしい甘みと旨みのある脂。
鰤。
シーズンですからこの脂ノリ。
ネギを乗せるいつものスタイルでさっぱりと。
鰤を挟んでーの、
漬け。
ねっとり濃厚さが出ていて、系統としては好みの方向です。
のどぐろ。
細長いスタイルは珍しいですね。
黒むつに続いて赤むつ、赤黒制覇です。
よっ!白身のトロだね!
マグロに比べると旨みの感じが軽いので、むしろ食べやすい魚にも思えます。
序盤に「欲しいときに言って」と言われていたアラ汁をここらでいただきましょう。
海老マヨ七味。
〆はお隣に便乗させていただきました。
多分初めていただいたと思うのですけど。
噛むとジューシーな甘みが溢れます。
邪道とも言われそうですけど、マヨご飯って美味しいですよね。
この日他のお客さんが召し上がっていた生の車海老も美味しそうだったのですけど。味の濃さで言うと断然ボイルですね。
〆にぴったりだったと思います。
お店を出て高はしの3代目のところへ移動して少しおしゃべり。
最後は一本締めでバシッと締めましたよ。
いつも、外で並ぶのも中でお食事も楽しいのですけど、この日は輪をかけて楽しかった気がしますね。
みなさんありがとうございました。
またよろしくお願いします。